きゃんえこ里山日記

satoyama slow life

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2010-01-29 18:53:04 | 宍塚報告
まず…あけまして~おめでとうございます
年明けてだいぶたちましたが(笑)

どーも、satoruです
テストやっと終わりまして遅くなりましたが更新します
…といってもほとんどのことはyagawaさんとma-yaさんが書いてくれましたね
それ以外で自分が関わったことをちょろっと書きたいと思います


まずは今月のメインイベントである豆腐作りです
この作業において最初に自分が関わったこと…それは「すのこ作り」でした♪
あれなんか地味…とか思った人は今年1年間いいことないです
…ウソです(笑)



ま、それはさておき、豆腐作りの大先生と及川さんに引き連れられ、向かった先は竹林…竹ですのこを作るのです
…竹林を見ると里山育ちの血が騒ぎます
すのこにするにはある程度の太さでなくてはいけないらしく、野太い竹を1本選んで切ってやりました




…切り終わって獲物を引きずって行ったところ、カメラを持った方が第一声、「え~もう切っちゃったんですかぁ
取材に来てたらしく…竹を切るシーンを撮りたがっていたご様子(笑)せっかくなのでテイクツー行ってきました




さて、切った獲物を50cmほどにカットし、さらにそれを鉈でたてに一刀両断いや~スッキリした
そして半分におろした竹をタコ糸で縛り、すのこ完成
このすのこ何に使うかというと、煮詰めた呉汁を布袋に入れて絞り上げておからと豆乳に分けるときに使うのです



すのこができた後にちょっとした仕事が…茶せんも手作りしたのでした
茶せんとは、茶道でお茶をたてるときに使うあの竹の道具です
とはいえ、あれほど細かくフッサフサに割らなかったですけどね…本音を言えばとことんやりたかったですけど…
茶せんを使ったほうがへらでかき回すよりも空気が入ってよりまろやかになるとか


茶せん作りが終わるとみんなが頑張っている豆のすりつぶし作業に合流しました




その後の流れはすべて大先生におまかせみんなで大鍋をかこんで凝視
豆腐ってこうやってできるんだ…という感想がみんなの表情から読み取れました

先月自分が作った箱…ちゃんと使えたみたいでほんとに嬉しかったなぁ
でも…先月の共同制作者の1年生…今回来れなかったなんてかわいそうでなりません



さて、お昼が終わっていつものように里山活動を…少し
自分は水路の泥をコンテナに運ぶ作業を行いましたこれがかなりの重労働で最近運動不足の体が悲鳴をあげました

コンテナに入れた泥は、今後<じゅんさい>を作るために使うものだそうです
じゅんさいとは…スイレン科の草でぬめりがあり、よく夏に食用に使われる水草のことです…食べたい

及川さんいはく、「食べる楽しみがあったほうが活動に身が入るでしょ」…ごもっともです
今回もまさにその通り




午後の作業が終わったらお楽しみの豆腐とのご対面です
100%宍塚の豆腐は…素材の豆そのものの味が濃縮されてとにかく味が濃い
何もつけないでもおいしくいただけましたそれにおからもしっかりお土産にもらいました
今月来れなかった人はとくと後悔してください



こんな感じで今月の里山活動報告を終わりたいと思います
豆腐大先生、ありがとうございました
来月は味噌を配るようなので、みなさんぜひまた里山へ

では、来月も楽しみながら活動しましょう
satoruでした~



1月24日*豆腐記念日

2010-01-26 17:37:05 | 宍塚報告
今回の里山に来れなかったひと、非常に悔しがると思います。なぜって、今回ほ
ど勉強になって楽しくて、さらに美味しい回はなかなか無いですから。
そうです。
今回の里山は、豆腐を作りました。





やったこと
*豆腐つくり
*下草刈
*水路の泥を運ぶ





豆腐つくりではさらに
*すのこのつくる
*火の番
*豆を細かくする

ひとたちに別れます。私は豆を細かくするひとたちになりました。

まず大豆を選別し、すりこぎで細かくしたあと、ミキサーでさらにでろでろに。
そのでろでろを石臼でさらにでろでろなクリーム状物質にします。


その後の豆腐の過程は先生にお任せして私たちはひたすら見学です。

普段なんにも考えず食してる豆腐が、豆乳が、おからが、こんなふうにできているなんて、とかまじめなことも考えつつ、完成まで飽きずに見つめちゃいましたね。
豆乳ににがりを入れたあとにできる上澄み液のようなもの、あれは美容にいいようです。美容を気にする乙女たちが率先してつけるかと思いきや、四年男子がまっさきにお肌にケアを施してましたね

先月作成された対豆腐用の箱で脱水しながら、ランチタイムです★

***献立***
・ごはん
・酢豚
・野菜スティックwithきゃんえこ特製味噌
・きゃんえこ特製味噌の味噌汁
・漬物
・里芋のにっころがし
・大豆や酒粕などを煮たもの(名前忘れたw)
・おしるこ



ついに完成したようです!!一年前に寝かせた味噌が満を持しての起床です!!
味はふだん家で食べるものよりかなり濃いです。保存料やら調味料が入っていないせいかそう感じました。味噌汁はとてもマイルドな優しい味がしました。卒業前に食べれてよかった…



さて、豆腐の脱水が終わり完成です。
四角く切られて豆腐らしい姿になっている豆腐をみて感動、食べてみてさらに感動です。彦麻呂みたいなコメントはできませんでしたが。

なんで感動したかっていったら、自分たちで植えて、鳥獣対策をして、不死身の雑草をひっこぬいて、糸にひっかかりながらも収穫して、豆だけを取り出して…いろんな過程を思い出したからですよね。

味噌にいたってはもっと時間がかかっているわけです。できた味噌は一昨年前に雨のなか植えた大豆から出来てるんだな、って思うとなんだか不思議です。昨日のことみたいに思い出せるからです。





さて、実は今月は食べて食器洗うことくらいしかしてないんですよね。来月はもっと働きます!1
それでは。

ma-ya

2010.1.24

2010-01-25 23:48:04 | 宍塚報告
今月の活動報告をします!今回も晴れてよかったです

今月の内容は
・ 豆腐作り
・ ゲンベー山の作業
・ コンテナへ泥入れ
でした。

私は豆腐作りについて報告します
今回は特別講師として会の阿部さんの仕事仲間の方に来ていただきました
とってもユニークな方でした

では、まず作り方を・・・

1. 大豆を選別、洗って三倍の水一晩につけておく

2. その大豆をつけ水とともにすりつぶす

3. 鍋に呉汁と水を入れ、火にかけて沸騰させた後弱火で煮る

4. こし袋の中に呉汁を流し込む(この袋の中味がおから、搾った汁が豆乳)

5. 豆乳を70~75℃に温めてにがりを加え静かにかき混ぜる。豆乳の中に白いもろもろの固まりができてきたらにがりを加えるのをやめる

6. 前回作った穴の開いた箱にフキンをしいて豆乳を入れる。重しをして水気をきる

7. 箱ごと水に入れフキンをはずし20~30分水にさらして完成


全体の流れはこんな感じです
最初のすりつぶす過程でミキサーが動かない&石臼が動かないトラブルが発生したりしたのですが力持ちの1年生の活躍のおかげで石臼がスムーズに動くようになりました


石臼の横からモコモコと出てくる呉汁はメレンゲみたいでなんだかおいしそう…
と、思っていたら
先生が「食べてみてもいいよ!」と、一言。
勇敢な一年生がさっそく味見。

「まずい!」
「そーだろーねー。わっはっは」

確信犯でしたこの時点ではまだおいしくないそうですそりゃそうだ。


呉汁は均等な厚さになるように広げて伸ばしながらゆでていきますどんどんモコモコになっていくんですよ!もとが大豆だとは思えませんそれを竹で作った茶筅でゆっくり優しく(ここがポイント)かき混ぜますここは加減がわからないので先生にお任せ


最初鍋の半分くらいだった呉汁が満タンに膨らんだ頃に突然ぶわぁーと噴火のような沸騰が起きたら袋にいれて漉します
すると大量のおからができます真っ白できれい


にがりをいれて豆乳をかき混ぜると植物性の油が出てくるんです。「お肌に塗るといいんだよ」と、教えていただいたので煮込んでいる間にみんなでペタペタ塗りたくっていました効果はあったのかな


箱に入れて水気が切れたら完成です
水にさらした豆腐を見たとき感動しちゃいましたながーい間見守ってきた大豆がこんな立派な豆腐になって嬉しいです
食べることの重要さや、食料を得る大変さを少し知れたような気がします。うさぎに食べられたり、雑草がすぐに生えてきたり苦労もたくさんあったけれどおいしい豆腐になってほんとに良かった

そして、こんなおいしい豆腐が食べられたのは会の皆さんの協力のおかげです作り方から道具作り、先生まで呼んでくださって本当にありがとうございました。


そうゆうわけで、来月は来年のために味噌を作ります。去年作った味噌の配布もしちゃいますよ今回はたくさんの人が参加してくれて嬉しかったです来月も来れたら来てね♪

yagawa