【SAN MIGUEL PREMIUM ALL-MALT】
さてさて、この所、‘固い話題’ばかりを取り上げて来ましたので、ちょっと一服.....
実は、恥ずかしながら、僕は、元々、‘大酒飲み’です。
大学時代は、‘コンパ’の一気飲みで、急性アルコール中毒を起こして、死人が続出したような時代に東京周辺に住まい、誰にも飲み負けず、カナダ留学時代には、(酒の強さでは)‘世界最強’と言われる、アイルランド系移民の あるカナダ人に、その飲みっぷりを好かれて友達になったり…と、まあ、30歳代前半位までは、随分、バカな事をしておりました。(苦笑)
それ故に、僕は、酒というものには、かなりの思い入れがあるのですが、現在でも、飲もうと思えば幾らでも飲めるが、毎日飲まなきゃ気が済まないという事はなく、実際のところは、週に1度、ビール2本程度(1本330ML)を飲むか飲まないかと言った程度です。
それと言うのは、やはり、今、仕事が忙しくて、晩御飯を食べた後、寝る前までも、何かしらの仕事をするケースが多い為、酒を飲んだら、それが嫌になってしまうし、比人家族(特に女房の兄弟)と同居している為、彼らに対して、‘無言の圧力’(?)をかけるためにも、彼らの前では、常に忙しく、ストイックにしている事が肝要だと言う理由もあります。(それ故、僕が、家の中で酒を飲むのは、月に1度もありません。飲む事があるとすれば、外食の際に、あくまでも食事をメインにして、酒を添えるだけと言ったパターンが殆どです)
また、酒の種類では、僕は蒸留酒を余り好まず、一番好きなのは‘日本の地酒’ですが、ここフィリピンで、僕が飲める酒は、自動的に、ほぼビールに限られてしまっているので、それが、僕が、‘コントロール’-酒量を減らす事-を保てている大きな理由かも知れません。(苦笑)
…さて、前置きが長くなってしまいましたが、フィリピンの最も一般的なビールと言えば、皆さん御存知のサンミゲル・ピルスンですが、これは、僕が思うに、日本の発泡酒よりは重く、‘ビール’と表示されるビールに比べれば、軽めで、すごく飲みやすく、無難ですが、実は、僕の好みは、麦芽100%の‘重いビール’の為、これまで、ここフィリピンで、本当にビールそのモノが美味いと思って飲んでいた事は、殆どありませんでした。
しかし、そんな僕でも、ちょっと‘クラッ’と来てしまいそうなビールをここセブで見つけてしまいました。それが冒頭の画像の、サンミゲル・プレミアム・オール・モルトです。
…このビールが何時から存在しているのか、僕は知りませんが、少なくとも、セブ界隈のお酒が飲めるレストランでは、このビールをメニューに載せている所は、僕の知る限りではないので、多分、精々、昨年位からなのかな…なんて想像しています。
これを見つけたのは、ホンの偶然で、先週だったか、仕事が終わって、ちょっと時間が空いた時に、女房と一緒に、日本食材を買い出しに、セブ市北部の‘ガイサノカントリーモール’に出かけた時、女房が冷蔵ショーケースに置いてあったジュースを買おうとしたら、偶々、その最上段に、これが置いてあったので、試飲する運びになった…そんな経緯です。
好みの問題もありますが、僕がこのビールを評価するのは、知る人ぞ知る、日本のキリンビールから出されている‘ハートランドビール’に味も香も酷似しているからです。
実は、今、このハートランドビールは、日本でも、一般には小売されておらず、多分、かなり特殊な居酒屋かレストランにでも行かなきゃ飲めない筈ですが、僕が大学生だった頃には、‘エビス’などのプレミアムビールとは異なり、このハートランドは、普通のビールとして売られていたので、アンチ‘スーパードライ’の僕にとっては、‘一番推し’のビールだったのです。(…その当時は、‘発泡酒’なんてカテゴリーも存在していなかったですしね...)
値段は…通常のサンミゲル・ピルスンの倍で、330ML瓶が約90円ですが、それでも日本のプレミアムビールに比べれば、2~3分の1以下の値ではないでしょうか?(ここフィリピンでは酒税が低いので、酒類は、日本に比べて、かなり割安になります)
…推測なのですが、2~3年前に、サンミゲル社とキリンビールが提携関係を結んでいるので、キリンの技術がサンミゲル社に持ち込まれたのかな…とも思っています。
なにはともあれ、御興味のある方は、是非、お試しあれ....
ボクは蒸留酒の臭い系が好きで、ビールはほとんど飲めない(ホワイトアウトします)ですが、酒処の上越まで車で10分のところにおります。
一本提げて往きますよぉ~
いや~~~、上越の地酒ですか... これでまた楽しみが一つ増えました。(笑)
…しかし、僕が元々、‘酒飲み’である事を公開してしまったのは、拙かったかな…(苦笑)
‘蟒蛇’…懐かしい響きです。あと、‘大ザル’とか…嘗ては色んな言葉で褒められ(?)ました。(苦笑)
3月ですか!…実は最終週には日本へ一時帰国する事が、ほぼ確定していますので、何とか、行き違いにならない事をお祈りしております。
地酒…楽しみにしております。宜しくお願いいたします。(…やっぱり、酒飲み宣言は拙かったかな…苦笑)
…なるほど、これは、‘みぞゆう’の嬉々ですね。
あっ、間違えた!‘危機’でした。(笑)
それも、カロリー○○パーセントカット・・・とかゆー気休めのやつwww
あんまりにも発泡酒ばっかり飲んでるから、たまに外で生ビールなんか飲むと
「これ、ビールじゃないじゃん」
と、勘違いする事さえ・・・www
プリン体99パーセントカットの発泡酒とか色々あるんだよ~www
プリン体カットって、通風の人でも飲めますよって事だよねwww
今では第3種ビールなんてものも出てて、何がどう違うのか分からないよ
そうですね。最近、日本へ帰ると、‘ビール’とは謳えない‘ビール’のコーナーが年々拡大しているのに驚かされます。
結局、これは、日本の酒税が高いせいで、逆に言えば、日本製の(ホンモノの?)ビールがこちらへ輸入されてきた場合、こちらの酒税が安いせいで、関税+輸送料がかかっているにも関わらず、店頭に並ぶ時の価格は、日本の発泡酒よりも安くなってしまうのです。(…それでも、現地産のビールの2~3倍の値段になってしまいますが...)
だから、逆に、この記事でご紹介したビールを日本へ持ち込んで売った場合には、‘とんでもない金額’になる可能性が高いですね。