月あかり:村下孝蔵
朧月夜に障子を開けて
注しつ注されつほろ酔い加減
小川の流れに耳を澄まし
君はほんのり頬を染めていた
君が誘った最後の旅に
何も把めず迎えた夜は
交わす言葉も空しく
「もうこれ以上飲んだらだめよ」
「もうこれ以上飲んだらだめ」と
何故かいつもと違ってた君の言葉が優しくて
朧月夜に障子を開けて
注しつ注されつほろ酔い加減
小川の流れに耳を澄まし
君はほんのり頬を染めていた
君が誘った最後の旅に
何も把めず迎えた夜は
交わす言葉も空しく
「もうこれ以上飲んだらだめよ」
「もうこれ以上飲んだらだめ」と
何故かいつもと違ってた君の言葉が優しくて
イチゴシロップと
ほんわり削られた氷が
至福の時をかもしだす
去年の夏は
頭がキンキン痛いなんて
しかめっ面してた君
ささいな誤解が膨らんで
ずいぶん会っていない
このままでは…嫌
写真を撮って
勇気を出して メールする
ブルル ブルル
「かき氷食べたい」の返信メール
緊張が緩み 心が和む