浅見茶屋

『子の権現』の散策を終わり、吾野駅までの道すがら『名物手打ちうどん　浅見茶屋』の看板が目に付きました。






距離ではなく、赤い字で『約25分』と書いてあります。
ここまでの道程には、『子の権現』に売店が２軒あっただけで、途中の山道では、飲み物の補給も儘ならない状況でした。

「名物に美味いもの無し」なんて事を良く言いますが、おいらに言わせると案外美味しい物もあります。
朝から何も食べずに山道を歩いていたので、ちょっと寄ってみる気になりました。
それこそ、吾野駅までは、ここから５キロ以上あるので、その間に眼鏡に叶う飲食店は無いかも知れないのですから．．．。



2010.5.22　



店構えは、入りやすそうです。
むしろ、「おいで、おいで」をされているような感覚です。



メニューをじっくり見ます。
「ぶっかけうどん」の文字が、妙においらを誘います。
とにかく、汗びっしょりになっているので、「冷たいうどん」のメニューしか目に入りません。
「温かいうどんは無いよなあ．．．」

「天ぷら乗せ　ぶっかけうどん」も気になりましたが、山道歩きでせっかくカロリーを消費したのに、天ぷらを食べては元も子もないですから、我慢する事にしました。

その代わりと言っては何ですが、サイドメニューで「味噌田楽」を注文しました。
こんにゃくなら、カロリーも低かろうと言う事です。
「自家製の味噌ダレ」に心揺らいでしまいました

うどんは、注文を受けてから打つらしいです。
つまり、時間がかかるが、「打ちたて」を味わう事ができるわけです。
急ぐ旅でも無し、お腹は減っているものの、飢え死にするほどでもありません。
待つ事５分位で、「味噌田楽」が運ばれて来ました。










自家製の味噌ダレは、ゴマがたっぷりで、甘さも程々でした。
あんまり「味噌ダレ」の甘すぎるのは好きではありません。
ちょうど好みの感じでした。


更に10分以上経って、ようやく「ぶっかけ　うどん」が運ばれて来ました。
たっぷりの刻みねぎと梅ダレ付です。









バシバシのコシの強い麺に梅ダレが絶品でした。
代々伝わるという「ツユ」も、おいらのツボにはまってです。

20分近く待って、食べるのは５分とかかりませんでした


この『浅見茶屋』は、最寄の駅である「吾野」からは、多分徒歩で１時間近くかかると思います。
ですが、機会があったらもう一度行きたいと思います。


では、今日のパンダです、


「味噌田楽」




「ぶっかけ　うどん」






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