本当の白楽天
(ペンタックスK20D+smcPENTAX DA 35mm F2.8 Macro Limited)
こちらは去年種苗会社の「タキイ」から購入した白楽天なので本物だと思います。
タキイによる白楽天の紹介は
「ほとんど斑点のない白花と淡桃紫に色づく雄しべの対比が美しい。
古くから愛培されてきた日本原産の園芸植物。 渋味のある気品あふれる花姿で茶花にも好まれる。」
淡桃紫に色づく雄しべとは正確には下の写真で言うと、米粒状の葯のことですね。
うーん、このタキイの白楽天の葯は淡い桃色でなく紫色ですね。
こちらの法が淡い桃色ですね。
こちらは山野草の店で「シロバナ山ホトトギス」という名前で購入したものです。
同じ店で購入した白楽天こちらです。 ↓
葯が白いですね。
ネットでも白楽天と葯の白いシロホトトギスを載せているケースもかなり多いです。
シロホトトギス=白楽天ではなく
雄しべの葯が淡い桃色が(もしくは紫色でも)白楽天なんですねぇ。
ある著名な山野草の店は、白花紫葯のホトトギスにオリジナルの名前をつけて売り出しています。
(たまたまこのホトトギスを購入した人のブログの投書に、 ・・は私のホトトギスを落札した人でした、勝手に名前をつけて売ってるなんてびっくり・・ 。 笑ってしまいました。)
この店の白楽天は白花白色雄しべなんですねぇ。
またネットオークションや一部の山野草の店では 白花紫葯として売っています。
昔から育てられていると言う白楽天、誰か本当の白楽天はこれだ、と言ってくれないかなぁ。
シロホトトギスには茎の上に花序をのばして1輪しか咲かないものと
(これは逞しい感じですが、もっと弱々しい茎にたよりない花を一輪さかせるものもあります。)
茎の脇にびっしりと短い花序をのばして咲くものがあります。
上の写真のシロホトトギスはいいのですが、花序がうんと短く葉脇からじかに咲いたようで、しかもびっしり咲き過ぎて、すでに枯れた花と一緒にあると、薄汚い印象を与えます。
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ryoiさんが育てているんですか?
水やりだけでも大変でしょう!?
ときどき「枯らしてしまった」とおっしゃるのも無理はないですよ、これじゃ。
プレートが行方不明になって名前がわからないものも結構あるし、明日撮ろうと思っているうち、花が終わってしまうものもあります。