蒋介石って、名前は聞いたことありますが、歴史上どんな人物だったのかよくしりませんでした。本で知ることができました。
第二次世界大戦が終結したとき、蒋介石は中国の総統でした。他の連合国と共に、敗戦国である日本に対する処置を決定する権限を持っていた。日本をどうにでも出来た人です。莫大な賠償金請求や分割占領や、中国大陸にいた日本人の事など、蒋介石が権限の一端を握っていた。戦勝国が敗戦国に対して当然のことでした。かつて、第一次大戦に負けたドイツは、戦後、戦勝国から莫大な賠償金をかけられ、そのため、国内は超インフレとなり、国民はイギリス・フランスを恨み、ヒトラーを登場させてしまったのです
。
連合国側は、北海道をソ連・本州をアメリカ・四国をイギリス・九州を中国占領というような構想を持っていたが、蒋介石がアメリカの単独占領を主張したため、分割は免れた。
蒋介石の日本に対する主な処置は、
1 莫大な戦争賠償金の請求を放棄
2 日本の分割占領の阻止
3 中国大陸にいた日本人の帰国を速やかに実現すること
4 天皇制の存否は日本人に委ねる
中国が賠償金請求を放棄したので、他の東南アジア諸国も、賠償金額を大幅に下げることになったのです。蒋介石は、賠償金の相談にきたフィリピンの特使に「この戦争で一番の被害国はわが国ですが、日本に対して賠償請求は一切しません」と言った。
戦後、日本が莫大な賠償金を背負っていたのなら、復興と繁栄はもっともっと遅れていたのではないでしょうか。
日本人200万人の帰還のため、中国の列車や船舶の80%が動因され、10ヶ月あまりで全ての日本人の帰還が実現された。
帰還について、蒋介石総統の放送があった。
「神は愛なり、汝の敵を愛せよ。日本人に危害を加えるもの、また物資を奪うものは死刑に処す」
蒋介石は、クリスチャンでした。
第二次世界大戦が終結したとき、蒋介石は中国の総統でした。他の連合国と共に、敗戦国である日本に対する処置を決定する権限を持っていた。日本をどうにでも出来た人です。莫大な賠償金請求や分割占領や、中国大陸にいた日本人の事など、蒋介石が権限の一端を握っていた。戦勝国が敗戦国に対して当然のことでした。かつて、第一次大戦に負けたドイツは、戦後、戦勝国から莫大な賠償金をかけられ、そのため、国内は超インフレとなり、国民はイギリス・フランスを恨み、ヒトラーを登場させてしまったのです
。
連合国側は、北海道をソ連・本州をアメリカ・四国をイギリス・九州を中国占領というような構想を持っていたが、蒋介石がアメリカの単独占領を主張したため、分割は免れた。
蒋介石の日本に対する主な処置は、
1 莫大な戦争賠償金の請求を放棄
2 日本の分割占領の阻止
3 中国大陸にいた日本人の帰国を速やかに実現すること
4 天皇制の存否は日本人に委ねる
中国が賠償金請求を放棄したので、他の東南アジア諸国も、賠償金額を大幅に下げることになったのです。蒋介石は、賠償金の相談にきたフィリピンの特使に「この戦争で一番の被害国はわが国ですが、日本に対して賠償請求は一切しません」と言った。
戦後、日本が莫大な賠償金を背負っていたのなら、復興と繁栄はもっともっと遅れていたのではないでしょうか。
日本人200万人の帰還のため、中国の列車や船舶の80%が動因され、10ヶ月あまりで全ての日本人の帰還が実現された。
帰還について、蒋介石総統の放送があった。
「神は愛なり、汝の敵を愛せよ。日本人に危害を加えるもの、また物資を奪うものは死刑に処す」
蒋介石は、クリスチャンでした。