馬のいる生活

馬たちとの日々の暮らしの日記です

蜘蛛の大繁殖

2010年08月26日 | 日記
毎年、会社敷地内には春から秋口にかけて、色々
な種類の蜘蛛達が沢山の巣を作ります。
蜘蛛の種類によって、作られる巣の形も違うし糸
の太さや粘度も違います。

朝起きて、敷地の裏にある焼却場にゴミを燃やし
に行くと最低でも2回は蜘蛛の巣にかかります(涙)
引っ掛からないように注意して避けたつもりでも、
次の瞬間には頭から顔にかけてまともにベチャ…(爆)

蜘蛛も一晩かけて必死に巣を作るのですが、正面から
ベトベトした巣にかかってしまうとついつい蜘蛛を憎
んでしまったりします(笑)
特に黄色味がかった糸の巣は粘度が強いのでかかって
しまうとなかなか取れずに四苦八苦します。

小さい頃はどんな虫も尻込みせずに捕まえられたし、
喜んで触れていたのにいつの頃からかできればあまり
触りたくないなぁ、と思う虫の種類が増えてしまいま
した。蜘蛛もそんな虫の一種です。
ただ眺めているだけなら何でもないのですが、不思議
なものですね。

馬たちの厩舎にもこぞって蜘蛛が巣を作っています。
事実はどうなのか分かりませんが、馬は蜘蛛を食べると
蕁麻疹が出ると言う言い伝えがありますし、厩舎掃除の
度に蜘蛛の巣を気にするのも大変なので、見つけ次第取
っています。
毎日がいたちごっこですし、蜘蛛にとってもいい迷惑で
しょうが仕方ないですね。

日曜日、初めての乗馬

2010年08月25日 | 
先週の日曜日、社員の息子さんが遊びに来ました。
「馬に乗りたい」と以前から話していたそうです。


我が家で誰でも安全に乗れるのは若葉です。
若葉担当の弟が全て責任を持って接客しました。
調馬索をまわし、騎乗し汗を発散させた後、小さな
お客様の騎乗です。


恐々と馬に跨る姿は初々しくてかわいいものですね。


起伏のある林のコースでは、おっかなびっくり!
引いている弟もとても緊張している様子です。
(画像がぶれてしまっているのは、日陰で暗いからです。
お許しくださいね。)

彼の父親(社員)は始終カメラをまわし、初めての騎乗に
固まる息子さんの姿に大笑いしていました。
こうして家族が幸せな気持ちになれることは良い事ですね。
私も幸せになります。
将来は、ホースセラピーもしたいと考えているので、彼ら
を見ていて色々と構想が湧いて来ました。



最終日、鳥取へ

2010年08月24日 | 旅行
食べて、浸かってゆっくりさせていただいた2日
間でしたが、3日目、最終日にはしっかり観光も
させていただきました。

早めに旅館をチェックアウトした後、出雲大社
へ参拝に・・・


出雲大社もこれで2度目になります。
日本全国から神様が集う神社です。
一種独特の雰囲気がありますね。
ただ、改装のため、本殿の参拝ができませんで
した。少し残念です。


松江に移動し、少し仕事を済ませ、評判のイタリ
アンに行きました。
シジミで有名な宍道湖を全貌できる、おしゃれな
レストランでしたがお味もまた格別でした。




予定よりも仕事と食事に時間がかかってしまった
ので、一気に最終宿泊地の鳥取へ向かいました。
かなり遅れてチェックインしたお宿は、岩井温泉
「岩井屋」さんです。




落ち着いた館内、広々としたお部屋に、海の幸を
ふんだんに使った会席料理とここも申し分のない
素敵なお宿でした。



帰り道、近くの鳥取砂丘へ・・・
らくだもいるし、馬車もありました。
(らくだはともかく、馬は暑さで大変ですね。)
白い砂浜と青い空のコントラストが美しくて感動
しました。
・・・こういう砂、馬場に欲しいな(笑)


日ごろから、出張の多い生活をしていますが、今
回のように家族での旅行ができる機会は滅多にあ
りません。とても充実した時間が過ごせて幸せで
した。
馬の為、留守番をしてくれている夫には紙袋に入り
切れない甘味と、日本海の海の幸を買いました。
今度は、夫が旅行に、私が馬達の世話を・・・と言う
ことができるようにしたいな、と思います。


島根県へ

2010年08月23日 | 旅行
二日目は、島根県へ移動しました。
郷緑館さんから次の宿泊地まではそこそこ距離も
ありますので観光らしい観光はせず、島根県では
知る人ぞ知る秘湯であり日本屈指の名湯である千
原温泉に寄る事にしました。

ここの温泉は、今回で二度目の来訪になります。
一度目は雪積もる中、車同士がすれ違う事のでき
ない細い山道をソロソロと運転し、時間がかかっ
てたどり着いた思い出があります。
温泉は鄙びた感じの味のある古い日本家屋の地下
にひっそりと湧いています。



大人が6人も入ればいっぱいになってしまうよう
な小さな浴槽ですが、茶色いコーヒーの様な色を
したお湯は足元から豪快に湧き続けています。
静かに入っていると、湧きあがって弾ける泡の音
があちこちから賑やかに聞こえてきます。
座っているお尻や足は泡が当たってくすぐったい
です。
ここも湯温は34.5℃ほどしかありません。
たっぷり一時間以上浸からせて頂きました。
本当に素晴らしい温泉です。
タンクに沢山買って帰りましたが、200リットルのお
湯に1リットルの温泉を入れるだけで自宅でも温泉基
準値に当たるお湯を堪能できるのですから、元の成分
がいかに濃いか想像できますよね。


千原温泉を堪能させて頂いてからは、一気に宿へ移動
しました。
この日のお宿は、海潮温泉の海潮荘さんです。



ここの宿もまた風情があり、ひっそりとお籠りをする
には申し分のない所です。
部屋からは美しい日本庭園と綺麗な小川が眺められます。


温泉は、巨大な古木が立つ風流な露天風呂です。
お料理も本格的な懐石料理で、囲炉裏の食事処でゆっく
り頂けます。


夜には神楽の公演がみられると言う事で、母と弟の3人
で行ってきました。
(興味のない弟と息子は部屋で留守番です(笑))
神楽は初めて観ましたが、日本の魅力の詰まった芸術だ
と思いました。
今ではほとんど演じられる事のない神楽ですが、こうい
う文化はなくなって欲しくないですね。
神楽は台詞が古文でした。
大学時代、文学部だった私は古文も学びましたがもう大分
忘れてしまってましたね。
(もう少し覚えていれば、内容ももっと分かったのですが
残念です。)






岡山にて

2010年08月22日 | 旅行
お盆は予定通りに休みを利用しながら、中国地方
をまわって来ました。一泊目は、岡山県です。
午前中に用事を済ませた後は、ゆっくり宿に向か
いながら道の駅でご当地グルメ「蒜山焼きそば」
を頂きました。
普通のソース味の焼きそばとは違った、味噌を隠
し味に使っている肉や果物でできた特製のタレを
絡めてありました。なかなか美味しかったです。
他にもアマゴの塩焼きや杵つき餅、蒸しトウモロ
コシなども頂きました。


この日の宿は郷緑温泉の郷緑館さんです。
まるで城壁の上に建っているかの様な風情のある
建物。
二度目の宿泊になりますが、感動物です。



ここの温泉は足元から湧いているのでお湯がとっ
ても新鮮なんですよ。
湯温は34.5℃と言うこの季節にはぴったりのぬる
湯です。
たっぷり2時間近く長湯させて頂きました。

そして、楽しみな夕食は何とスッポンのフルコース
です。
唐揚げ、皮の湯引きに、珍しい卵や刺身まで付いて
います。
メインの鍋もこんなに?と言う位ふんだんにスッポ
ンが入っています。
仕上げの雑炊は絶品です。
私はスッポンのコースの中ではコラーゲンエキスと
ダシがたっぷり入った雑炊が一番好きです。





オーナーご夫婦のみで切り盛りをなさっている宿で
すので二、三組ほどしか宿泊できませんが、お米も
天日干しの自家栽培で本当に美味しいですし、山菜
や猪なども全てご自身で採って来られるので素晴ら
しいなぁ、と思います。
(ここのオーナーはスッポンの養殖をしていて、その
傍らに民宿の経営をなさっています。)

生まれたばかりのすっぽんの赤ちゃんを見せていた
だきました。年代物の風呂桶、良い味出してますね。


風情ある宿に絶品料理、長湯ができる温泉がついて1
泊1万円ほどで宿泊できるなんて、感激です。
あれだけの料理内容ですと都内では食べるだけで軽く
2万円は越えてしまいます。
また訪れたい大好きな宿ですが、ちょっと距離があり
すぎますので、次回はまたお楽しみに取っておきまし
ょう(笑)