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『〈政治〉の危機とアーレント』を著者と語る会・感想

2018-02-27 | 『〈政治〉の危機とアーレント』を読む






佐藤和夫先生をお招きしての『〈政治〉の危機とアーレント』を著者と語る会を無事終えることができました。
北は岩手から南は東京まで、県内外から多くの方に参加いただきながら、正解となりましたこと、主催者として御礼申し上げます。
最先端を行くアーレント研究者からアーレントの「ア」の字も知らないといった方々まで集い、はげしい議論や自らの経験を踏まえた語らいが為されました。
とても、それを一気にまとめるには、少し時間をいただかなければなりませんが、それはともかく、4時間にわたる本編から夜中の2時まで繰り広げられた「饗宴」に一同、快楽の極みを楽しんでいただけたようです。
以下、いただいたご感想を紹介します。

「いきなりジェットコースターの展開、しかも全体として見れば「無限無軌道の4本のトレインが密接交錯して突っ走るのに飛び乗り移りながらアーレントワールドを巡りまくる!!!」というようなアリサマで、マジ興奮しつつ堪能させていただきました。朝まで生DearLogos!というのは、生ぬるい小生にとっては空前絶後の経験で、大学的知の醍醐味をようやく知った思いです。佐藤、森、小石川、池田の先生方はじめ、世話人各位、そして参加された皆さんへの、愛しい感謝でいっぱいです。ともあれこんな楽しいことはやめるわけにいかず、続けながら、現実社会を知的に「革命」するためにはいかに?というテーマに呻き愛悶え愛したいものと意を強くしています。カムサハムニダと叫んだ羽生くんのココロでありがとうございました!」

「個人的にはとっても楽しかったです。同時に、難しいバトンを勝手に受け取ったような気がして、これから大変なことになるなぁ、と少し気重にもなりました。なにを言ってるんだか、ですね(笑)でも、エチカ的な意味で考えていくと、福島で 「アーレントを読む佐藤和夫」をみんなで読むってことの意味を考えずにはいられません。またやりましょう!」

「読書会の準備から会計まで本当にありがとうございます。お疲れさまでした。アーレント、一人で読んでたら挫折してたと思いますが、何度も折を見て読み返したいなとも思いつつ、『人間の条件』までチャレンジしたいなとも思います。」

「大変お世話になりました。純さんを中心にチームワークよろしく準備、運営に当たられた方々に感謝。私が一番年長だったようですが、20才以上若返った気持ちです。(もっとかな?)」

「とても楽しいイベントに参加させていただき、ありがとうございました。多くの方々と議論したり、いろいろなアドバイスをいただいたりして、貴重な経験をすることが出来ました。今後の進路は決めていませんが、福島に住むことも真剣に考えながら決めていきたいと思います。」

「昨日は、たいへん愉しい一時(というより持久走な)時間をご一緒できてうれしかったです。佐藤先生の少年のような知的好奇心とパワフルさには感心しました。そして森・佐藤両先生のアーレント愛!福島の地でさまざまな形で思考することを続けていらっしゃる皆様、そして震災と原発事故について語る続ける困難な営みから逃げないご様子。どうぞ、これからも息長く活動を続けていただきたいと思います。」






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