【今日も終わった】(はやし浩司 2012-06-14)
●富士山の噴火&噴石シェルター
Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司
気になっていることが、いくつかある。
その第一は、何と言っても、EUの金融危機。
毎朝、真っ先に経済ニュースに目を通す。
つぎに東南海沖地震。
あれこれ考える。
富士山の噴火も気になる。
その富士山の噴火。
どうして前もって、何かの準備をしないのか?
たとえば富士山が噴火すれば、噴石が雨のように降ってくる。
だったら、富士山の周辺に、シェルターを作ったらよい。
一時的なシェルターだから、簡単なものでよい。
たとえば「U字溝」という、U字型のコンクリート製の製品がある。
あの大型のものを作ればよい。
それを上下、逆さまにして置く。
富士山周辺の各地に、それを並べる。
道路に沿って並べてあるだけでも、安心感がちがう。
富士山の噴火が始まったら、周辺の人たちは、まずそこへ避難する。
噴石の雨が収まったら、別のところへ避難する。
さらに心配なのが、溶岩。
だったら今から、その溶岩の流れをコントロールするような溝を作っておく。
あるいはそれをせき止めるような、溶岩止めを用意しておく。
地震波などで、あらかじめ噴火場所がわかれば、そのあたりに集中的に用意しておく。
溶岩が流れ始めたら、その先に溶岩止めを並べればよい。
ユンボやブルドーザーで運べるようにしておけばよい。
かつて中国では、外敵の侵入を防ぐために、万里の長城を築いた。
「長城」とまではいかなくても、守るべき要所に、溶岩止めを並べておく。
大きな溝を掘るのも一案。
……が、まったく、そういう動きが伝わってこない。
検討会が開かれたという話も伝わってこない。
「予知」の話はするが、「防衛」の話はしない。
のんきというか、日本人のおめでたさは、この一点に集約される。
何か起きるまで、動こうとしない。
起きてから、あわてる。
騒ぐ。
自然のなすがまま……。
というか、あとで責任を問われるのを恐れ(?)、何もしようとしない。

簡単なスケッチを描いてみた。
ひとつの案として、ぜひ、参考にしてほしい。
Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司
●BW教室より
(年中児の学習・テーマは、「家族」)
<iframe width="420" height="315" src="http://www.youtube.com/embed/Ldved7ju7UE" frameborder="0" allowfullscreen></iframe>
●BW教室より
(小1&2児の学習・テーマは、「時間の長さ」)
<iframe width="420" height="315" src="http://www.youtube.com/embed/HdZmbZCLO-s" frameborder="0" allowfullscreen></iframe>
Hiroshi Hayashi+++++++June. 2012++++++はやし浩司・林浩司
●ぼたんインコのPippi
Pippiには、いろいろ教えられる。
昨日も、こんなことがあった。
Pippiは、ネコのぬいぐるみが、嫌い。
遊び相手にと思い、街のおもちゃ屋で買ってきた。
手のひらくらいの、小さなぬいぐるみである。
が、近寄ろうともしない。
多分、「目」がこわいからではないか。
で、そのままになっていた。
Pippiの見えないところに置いておいた。
が、それでもいけない……ということで、手に抱いたまま、Pippiをそこへ連れていった。
Pippiは、手の中で、体を固めたまま、そのぬいぐるみを見つめていた。
時間にすれば、ほんの10秒前後だったと思う。
Pippiがこわがっている様子がよくわかった。
そのまま台所のテーブルに戻った。
が、そこで異変が起きた。
ワイフが、「おいで」と声をかけ、手を差し出したときのこと。
ふだんなら、そのまま手に飛び移っていく。
が、突然、ワイフの指先にかみついた。
本気だった。
ぼたんインコのくちばしには、ものすごい力がある。
本気でかまれたら、耳たぶくらいなら、かみちぎってしまう。
ワイフは「痛い!」と言って、手をよけた。
それを見ていた私が手を出すと、今度は、私の指先にかみついた。
本気だった。
痛かった。
●恐怖
恐怖体験が、Pippiを凶暴にした。
人間なら、理性でコントロールすることができる。
が、ぼたんインコのPippiには、まだそれができない。
感情の変化が、そのまま行動となって現れる。
ワイフや私を本気でかんだのは、そのため。
私はバツとして、Pippiを、そのまま鳥かごの中に戻した。
その前に、何度も説教した。
で、内心、「今までやさしく接してきたが、これですべて無駄になった?」と思った。
Pippiが、私をそのようにかんだのは、はじめてのことだった。
……で、1時間ほどしてからのこと。
鳥かごの中で、「出してくれ」と暴れた。
どこかに不安感は残っていたが、Pippiを出してやった。
手の上に乗せてやった。
Pippiは、赤ん坊が泣くように、グアーッ、グアーッと2、3度鳴いた。
で、そのあとは、いつものPippに戻っていた。
ほっとした。
●自己防衛
こうした一連の心理作用は、人間と同じ。
日本語にも、「八つ当たり」という言葉がある。
恐怖体験によって、脳内にある種のホルモンが分泌される。
アドレナリンかもしれないし、あるいはもっと別のホルモンかもしれない。
それがPippiを凶暴にした。
自己防衛のためである。
が、すぐさまフィードバックが働いた。
1時間後には、Pippiは、もとのPippiに戻っていた。
穏やかで、やさしいPippiである。
基本的な信頼関係は、簡単には崩れない。
またそれがあるからこそ、Pippiは、もとのPippiに戻った。
……とは言っても、相手は、小鳥。
本気で叱ってはいけない。
信頼関係に甘えて、強く叱れば、私(人間)そのものを怖がるようになる。
子どもも、また同じ。
……ということを、あらためて確認した。2012/06/15記
Hiroshi Hayashi+++++++June. 2012++++++はやし浩司・林浩司
●富士山の噴火&噴石シェルター
Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司
気になっていることが、いくつかある。
その第一は、何と言っても、EUの金融危機。
毎朝、真っ先に経済ニュースに目を通す。
つぎに東南海沖地震。
あれこれ考える。
富士山の噴火も気になる。
その富士山の噴火。
どうして前もって、何かの準備をしないのか?
たとえば富士山が噴火すれば、噴石が雨のように降ってくる。
だったら、富士山の周辺に、シェルターを作ったらよい。
一時的なシェルターだから、簡単なものでよい。
たとえば「U字溝」という、U字型のコンクリート製の製品がある。
あの大型のものを作ればよい。
それを上下、逆さまにして置く。
富士山周辺の各地に、それを並べる。
道路に沿って並べてあるだけでも、安心感がちがう。
富士山の噴火が始まったら、周辺の人たちは、まずそこへ避難する。
噴石の雨が収まったら、別のところへ避難する。
さらに心配なのが、溶岩。
だったら今から、その溶岩の流れをコントロールするような溝を作っておく。
あるいはそれをせき止めるような、溶岩止めを用意しておく。
地震波などで、あらかじめ噴火場所がわかれば、そのあたりに集中的に用意しておく。
溶岩が流れ始めたら、その先に溶岩止めを並べればよい。
ユンボやブルドーザーで運べるようにしておけばよい。
かつて中国では、外敵の侵入を防ぐために、万里の長城を築いた。
「長城」とまではいかなくても、守るべき要所に、溶岩止めを並べておく。
大きな溝を掘るのも一案。
……が、まったく、そういう動きが伝わってこない。
検討会が開かれたという話も伝わってこない。
「予知」の話はするが、「防衛」の話はしない。
のんきというか、日本人のおめでたさは、この一点に集約される。
何か起きるまで、動こうとしない。
起きてから、あわてる。
騒ぐ。
自然のなすがまま……。
というか、あとで責任を問われるのを恐れ(?)、何もしようとしない。

簡単なスケッチを描いてみた。
ひとつの案として、ぜひ、参考にしてほしい。
Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司
●BW教室より
(年中児の学習・テーマは、「家族」)
<iframe width="420" height="315" src="http://www.youtube.com/embed/Ldved7ju7UE" frameborder="0" allowfullscreen></iframe>
●BW教室より
(小1&2児の学習・テーマは、「時間の長さ」)
<iframe width="420" height="315" src="http://www.youtube.com/embed/HdZmbZCLO-s" frameborder="0" allowfullscreen></iframe>
Hiroshi Hayashi+++++++June. 2012++++++はやし浩司・林浩司
●ぼたんインコのPippi
Pippiには、いろいろ教えられる。
昨日も、こんなことがあった。
Pippiは、ネコのぬいぐるみが、嫌い。
遊び相手にと思い、街のおもちゃ屋で買ってきた。
手のひらくらいの、小さなぬいぐるみである。
が、近寄ろうともしない。
多分、「目」がこわいからではないか。
で、そのままになっていた。
Pippiの見えないところに置いておいた。
が、それでもいけない……ということで、手に抱いたまま、Pippiをそこへ連れていった。
Pippiは、手の中で、体を固めたまま、そのぬいぐるみを見つめていた。
時間にすれば、ほんの10秒前後だったと思う。
Pippiがこわがっている様子がよくわかった。
そのまま台所のテーブルに戻った。
が、そこで異変が起きた。
ワイフが、「おいで」と声をかけ、手を差し出したときのこと。
ふだんなら、そのまま手に飛び移っていく。
が、突然、ワイフの指先にかみついた。
本気だった。
ぼたんインコのくちばしには、ものすごい力がある。
本気でかまれたら、耳たぶくらいなら、かみちぎってしまう。
ワイフは「痛い!」と言って、手をよけた。
それを見ていた私が手を出すと、今度は、私の指先にかみついた。
本気だった。
痛かった。
●恐怖
恐怖体験が、Pippiを凶暴にした。
人間なら、理性でコントロールすることができる。
が、ぼたんインコのPippiには、まだそれができない。
感情の変化が、そのまま行動となって現れる。
ワイフや私を本気でかんだのは、そのため。
私はバツとして、Pippiを、そのまま鳥かごの中に戻した。
その前に、何度も説教した。
で、内心、「今までやさしく接してきたが、これですべて無駄になった?」と思った。
Pippiが、私をそのようにかんだのは、はじめてのことだった。
……で、1時間ほどしてからのこと。
鳥かごの中で、「出してくれ」と暴れた。
どこかに不安感は残っていたが、Pippiを出してやった。
手の上に乗せてやった。
Pippiは、赤ん坊が泣くように、グアーッ、グアーッと2、3度鳴いた。
で、そのあとは、いつものPippに戻っていた。
ほっとした。
●自己防衛
こうした一連の心理作用は、人間と同じ。
日本語にも、「八つ当たり」という言葉がある。
恐怖体験によって、脳内にある種のホルモンが分泌される。
アドレナリンかもしれないし、あるいはもっと別のホルモンかもしれない。
それがPippiを凶暴にした。
自己防衛のためである。
が、すぐさまフィードバックが働いた。
1時間後には、Pippiは、もとのPippiに戻っていた。
穏やかで、やさしいPippiである。
基本的な信頼関係は、簡単には崩れない。
またそれがあるからこそ、Pippiは、もとのPippiに戻った。
……とは言っても、相手は、小鳥。
本気で叱ってはいけない。
信頼関係に甘えて、強く叱れば、私(人間)そのものを怖がるようになる。
子どもも、また同じ。
……ということを、あらためて確認した。2012/06/15記
Hiroshi Hayashi+++++++June. 2012++++++はやし浩司・林浩司