バスターミナルなブログ

全国のバスターミナルやバス旅の紹介(※ブログ内のデータは原則として撮影時のものです)

あだたら号

2009年08月11日 | バス旅(乗車記)

あだたら号
郡山駅前18:15→新越谷駅西口

福島交通の路線バスが集まる郡山駅前バスターミナル、ここの4番乗り場は高速バス専用で、大きな荷物を持った乗客の姿が目立ちました。私が乗車するのは18時15分発の「あだたら号」、新越谷行き。東武バスセントラルの担当便です。


↑ 発車を待つ「あだたら号」 仙台から到着した宮城交通と顔を合せました

本日の乗客は6名。車両は日野のセレガRです。乗車券を運転手さんに提示して乗車、3時間強の旅が始まります。


↑ 郡山駅前にて 行先ごとに乗車列が分けられています

しばらくは国道4号線を南下し、須賀川営業所を目指します。しばらくして、信号待ちで停まっていたJRバス東北の車に追いついてしまいました。時刻表で調べると、福島駅発、新宿行きの「あぶくま24号」で、私が乗車している「あだたら号」の5分前に郡山駅前を発車する事になっていますが、乗車に時間がかかったのか若干遅れているようでした。


↑ 「あだたら号」の前を走る「あぶくま24号」

18時38分に福島交通の須賀川営業所に到着。数名の乗客が待っていましたが、ほとんどは前を行く「あぶくま24号」に吸い込まれ、こちらは1名だけの乗車です。「あぶくま24号」は乗車が済むと、急ぐように発車してしまいましたが、こちらは発車時刻まで2分残っているので時間調整をする事に、、。「あぶくま24号」とは、ここでお別れになりました。

関東方面への高速バスが短時間に2台続くのは、乗客を取り溢しているような気がします。もう30分発車がずれれば「あだたら号」も、もうちょっと乗客いるかもしれません。当日購入で新越谷まで3000円は安い部類だと思いますし、、。まあ、素人考えですが。

須賀川ICから東北自動車道へ。20分程して高速道路上にある「西郷バスストップ」に到着。ここは比較的、白河の街が近い場所です。駐車場もあり、高速バスを利用する乗客は無料で使用する事もできます。ここが最後の乗車バス停留所になりますが、乗車はありませんでした。 


↑ 車内から撮影した下り線側の「西郷バスストップ」

19時40分、上河内SAにて10分間のトイレ休憩です。
高速道路を走り続けるバスや運転手さんにも束の間の休息となりました。 

車内の様子。セレガRなのでそんなに新しい車ではありませんが、座席の緑色が鮮やかで清潔な印象を持ちました。11列シート42人乗りトイレ付き仕様。

東武バスらしく、メリハリのある運転で夜の東北自動車道を快調に進みます。気がつけば浦和料金所を通過、続いて外環自動車道に入り、草加で一般道に入りました。 

終点の新越谷駅西口に到着。

一般的に乗客の見込める都心ではなく、郊外の新越谷から郡山までの路線で開設したのは都心の渋滞を避けるためというのもあるのかもしれません。そのような考え方の路線が成功すれば、昨今の出尽くした感のある高速バス路線も更に発展成長するのではないでしょうか。

<取材2009年4月>

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