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The Help と フライドチキン  日本人は本当の黒人差別を知っているのだろうか❓

2024-02-19 22:42:00 | 映画
フライドチキンを食べたくなった。
ケンタッキーフライドチキン ではなく、アメリカ南部で作られているフライドチキン。そういえば、映画でフライドチキンを作っている映画があったっけ、と思い出したのが、

  The Help

日本語では、心がつなぐストーリー となっている、エマ・ストーンが主演している映画です。






 


もう随分前に見た映画ですが、見始めたらフライドチキンよりも映画に見入ってしまいました。

以前に見た時は、この映画でも描かれている黒人差別については、ふ〜ん、大変だったんだな、とほとんど他人事ぐらいにしかぐらいにしか思わなかった、つまり、自分のことのようには思えなかったわけですが、 久しぶりに見た今回では、アメリカの一つの社会問題として見ることができました。

今までだって、黒人差別のことを描いた映画は何本も見たことがありますが、実際にそういうことがあった、というように思うことは少なかったと思う。お話の一部のことぐらいにしか感じられませんでした。

が、ここ最近はBLMとかさまざまな黒人に対するムーブメントがあったりで、私の中でも、黒人差別に対する認識が違ってきたと思います。

一体、日本人の中で、黒人差別というものの実際を良く知っている、というか理解している人はどれくらいいるのだろうか、と思う。だって、日本には黒人がいないし、黒人を奴隷として使っていた、ということもないのだから。

この映画は1964年ごろのミシシッピ州ジャクソンという町が舞台になっています。1964年といえば、ケネディ大統領が暗殺されたり、黒人差別がバリバリの頃だったのではないでしょうか。
ジャクソンでは、黒人は白人の家庭にお手伝いさんのようなヘルプとして雇われたり、子守で雇われたりしています。ご主人様のいうことは絶対。黒人と同じトイレは使いたくないという理由で、トイレも別のトイレにさせられてしまいます。そして、クビ、と突然言われても文句も言えません。
そんな生活で、ヘルプたちの心の中も荒んだものになっていきます。

1964年から今年でちょうど60年。
ジャクソンでの黒人たちの生活は今はどうなっているのでしょうか。まだ、ヘルプとして働いている黒人もいるのでしょうか❓

ハリウッドでも、スクリーンでは有名な黒人俳優さんたちも差別を受けている、という事実。
いまだに、町を歩けば、単に黒人というだけで職務質問をされたりする事実。それもまるで犯罪者のように。

そういう事は、本当に驚きです。黒人俳優さんたちも❓と思うのですが、それを考えたら、シドニー・ポワチエさんなんか、あの時代で俳優として活躍されていてどうだったんだろう、と不思議に思う。

日本にも差別というものはありますが、私の生活空間ではあまり馴染みがない話。昔は部落問題がこの辺りではあったようですが、最近は身近に聞いたことがないです。聞いたことがないだけで、まだまだあるのかもしれませんが。在日朝鮮人の方々も、この辺りではあまり見かけません。
ただ、田舎ですから、「よそ者」に対する差別はあると思います。町の外れに住まわされたりとか。でも、佐久地方では、まだまだ良いみたいです。以前、長野市近辺から佐久に来た人の話だと、あの辺りはよそ者への差別がひどいとか話されていました。それに比べて、佐久は全然違う、という事でした。

そんなだから、黒人差別と聞いても、イマイチ、ピンとこないことが多かったです。お話の中のお話という感じで。

今のアメリカはどうなっているのでしょうか❓その後、BLMというかそういうニュースが聞こえてこないのですが、、、。

黒人のオバマ大統領という人の存在でも、世間は変わらないんですかね。

結局、ミニー(この映画の黒人ヘルプの1人)のフライドチキンのレシピは見つかりませんでした。確かに、昔はよくそのレシピを参考にしてフライドチキンを料理したのですけど。どこに行ったでしょうか❓
映画の中で、コーンスターチを使うとかミニーが説明していたと思いますが、、。




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