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真田丸 第十一回 「祝言」 全国の室賀さんも満足?

2016-03-21 00:57:16 | ドラマ
真田丸第十一回「祝言」、今回は

さようなら、室賀正武さん、そしてありがとう、真田丸&三谷さんという回でしょうか¥。

というのもこのドラマ、超マイナーな地方の武将、室賀さんの事を素早く全国区にしてくれたからです。特に、私のご先祖さんも室賀姓を名乗っている一族から出ているので、身内として「ありがとう」と言いたい気持ちです。(ご先祖が今回の室賀正武さんとどのような関係にあるのかは全く知りませんが、戦前はかなりのお大尽だったようです。)
今まで真田さんちに隠れて、室賀さんの事は殆どと行っても良いくらいに注目されてはいませんでした。地元でも、室賀という地名は知っているが、室賀という武将なんぞ全く知らないという人も多かったと思います。

調べてみると、この室賀さん、清和源氏に属しているとされている由緒ある一族だと言う事です。真田さんちも江戸時代に作られた家系図によると、この清和源氏の出自となっているのだそうですが、これはどうも本当ではないようです。
室賀さんの領地って今でもとても狭い土地ですが、この狭い領地しか持たない室賀さんが、真田さんにかなりの横柄な態度を取っていたようにこのドラマでは描かれていますが、この出自を意識してこのように描いているのかしらとも思ってしまいました。
当時、武士にとっては源氏の出であるのかどうかが重要な事だったと聞いています。(現在の政治家にもその風潮はあるようです。)あの豊臣秀吉も源氏の出であるようなウソの家系図作りに奔走していましたからね。

また、当時小県近辺ではお城というものを持っていたのは、この室賀さんだけとも聞いた事もあります。

この「室賀」という名字、非常に珍しいと思うのですが、名字由来ネットというところで調べてみたら、全国におよそ2100人くらいいるらしいです。おもな所在地は長野県と新潟県。

今回、真田丸で室賀正武さんの事が取り上げられると発表されてから、全国に散らばっている室賀さんの中には、自分の出自について興味を持ちいろいろ調べている人もいるようです。上田市の近くに室賀という地名が残っている、という事を初めて知った方もいるとか。

ドラマの力って大きいですね。

さて、西村さん演じたこの室賀さん。例の「黙れ!こわっぱ!」というセリフのインパクトもあり、大変な人気者となっています。今回残念ながらお亡くなりになってしまいましたが、そのため、「室賀ロス」なる言葉もちらほら聞こえて来ています。
とても残念ですが、時代は進んで行きますからね。次回からはい¥よいよ、第一次上田合戦への前哨戦です。真田の戦が始まります。



因に、江戸時代にはこの室賀一族は、徳川さんから大事にされたようです。






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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
見ました・・2度も (咲とその夫)
2016-03-22 18:04:32
 今晩は、真田丸「祝言」見ました。
 録画もしていて、じっくりと2度も。(笑)
 室賀正武と言う武将、恥ずかしながら今回初めて知りました。
 池波小説でも描かれていたかどうか、記憶にありませんから。
 
 おっしゃるように、今回個性派の西村雅彦さんが印象深く演じており、全国区の知名度なりましたね。
 ”りんご”さんの縁戚になるとは、関心も人一倍だったことでしょう。
 
 真田丸、これから第一次上田合戦、やっと戦が描かれそうですね。
 楽しみに見ます。
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