太陽が見てるから<初代>

プロレス話を中心に日々思う事を書き留めます。
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ノア12・2横浜観戦記(2)

2006-12-05 22:31:53 | プロレス生観戦
<第6試合>丸藤・ジョーカーvs三沢・テリー
開始早々にジョーカーが腹(腰?)を負傷して場内が沈痛な空気に…。
そんな中でGHC王座戦を8日後に控えた丸藤と三沢の最後の前哨戦という部分に注目。丸藤を場外に落とした三沢がロープを掴むとトップロープ越しのプランチャ!負けじと丸藤も場外の三沢に助走をつけてのトップロープ飛び越えプランチャ!確かに2人の"争い"を感じさせました。
三沢組は負傷しながらも頑張るジョーカーを集中攻撃。エプロン上で待機する場面の多い丸藤は場外に飛ばされた時に苛立って鉄柵を蹴る場面も。
テリーがミストクラッシュでジョーカーを仕留めて試合終了。三沢組の勝ち名乗りを通路で見ていた丸藤は、そのまま控室へ。エルボー合戦でも劣勢の印象残った丸藤。最後の前哨戦、精神的に三沢がペースを握ったのか!?この夜の苛立ちを力に変えろ!

<第7試合>KENTAvsブライアン・ダニエルソン
決して試合前からドワ~ッ、グワ~ッと盛り上がった訳ではありません。ですが、ゴングが鳴って、2人が手四つに組もうとする光景に火花が散るように感じて、場内に張り詰めた空気が漂っていたような気がします。

静かな序盤戦。ダニエルソンが左右の腕捻り、脇固め、アームブリーカーなどでKENTAの腕を集中攻撃。さらに吊り天井、吊り天井に行く前の足を固めた状態からの足踏みつけと攻めるダニエルソンのペースに思えました。
KENTAは場外に落ちたダニエルソンにスライディング・キック…しかしこれをかわしたダニエルソンはラリアット!KENTAの体が鉄柵を越える。そこでダニエルソンはリングに戻って、
スワンダイブ式鉄柵越えプランチャ!!
2人ともカウント20寸前でリングに戻るほどのダメージ負う一発だったが、場内は火がつき始めました。

ダニエルソンがKENTAの頭と足をとったバックドロップ!そしてコーナー最上段に昇って両手を広げてダイビング・ヘッド炸裂!
KENTAも同じ動作でダイビング・ヘッドに行くが足で迎撃された。
米国でKENTAをギブさせたキャトル・ミューティレーション(変型羽根折り固め)を発射するダニエルソン。何とかロープに逃れるKENTA。
KENTAもテキサス・クローバーホールドで反撃。
コーナー上に上がったダニエルソンに飛びつくKENTA。しかしダニエルソンはKENTAの足の間からスルリとリングに降りて、KENTAの背後をとって雪崩式バックドロップ!まさに観る者の想像を超える場面でした!

再度のキャトル・ミューティレーション!逃れられてもまた仕掛けていくダニエルソン。"これで決める!"という思いの爆発。このこだわりこそが必殺技だろう!
それでも勝負を捨てずに激しく蹴るKENTA。それにダニエルソンも体当たりで応戦していく…観客を沸かす為に闘うのでは無く、勝つ為に闘う、それによって観客が熱くなる。プロレスラーの魂といえる激突!

そして最後はKENTAのgo2スリープ!米国敗戦の復讐成る!
試合後に握手の両者。次は再び米国で対決か?日本でもまた見たい。この夜はセミファイナルの45分1本勝負だった。次はメインの60分1本勝負、そんな期待をしてみたい!

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