太陽が見てるから<初代>

プロレス話を中心に日々思う事を書き留めます。
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新日本1・4東京ドーム観戦記(2)

2006-01-05 06:12:29 | プロレス生観戦
<第6試合>永田裕志vs村上和成
序盤から激しく叩き合い、蹴り合う両者。
やがて場外でタコ殴りにするなど村上のペースに。虚ろな永田の顔がバックスクリーンに映る。
しかし2002年12月、大阪でのIWGP戦でも見せた腕固めを永田がきめた辺りで逆転。ロープブレイクも構わず締め上げる。
ここからは一方的だった。痛めつけた左腕方向から蹴りまくる永田。頭突きまで乱れ打つ。村上が腰投げを打とうとしても踏ん張り、バックドロップ!
もう一発強烈なのをお見舞いした上で最後はホールドする形のバックドロップで永田勝利!
試合後もアームブリーカーで責める永田に村上セコンドのエンセンが殺到。ここから新日本vsビッグマウスが始まるのか!?

<第7試合>金本浩二vs大谷晋二郎
かつてのテーマ曲「ジャンクション」で入場の金本。新日本ジュニアに一時代築いた名勝負の再現を果たそうと…?
しかし昔は昔、今は違った。出だしから張り手の応酬となるがヘビー級で闘う大谷が常に打ち勝つ。蹴りでは圧倒するも一発の叩きに返される金本。
軽く金本を投げ捨て、顔面こすり蹴りで観客の声援を煽るいつもの大谷。
しかし金本も顔面こすり蹴り見せる。足を捕らえて踵固めで極めようと。
大谷のスパイラルボム炸裂!しかしカウント2で返した金本は
猛虎原爆!
ムーンサルトプレス!
で勝利目指すが、いずれもカウント3寸前で返された。
そして大谷の飛龍原爆が決まり、カウント3。
火祭り刀を手に花道から引き揚げる大谷の姿。その後方、リング上の金本は悔しさなのか痛みなのか?無念な表情だった。この一戦での闘う姿がどう認められるのか?それによって金本の進路が…。

<第8試合>棚橋弘至vs柴田勝頼
恐らく柴田は、
過去最高の試合を展開してみせた、と思う。
村上が永田に屈したのも背景にあったのか!?とにかく序盤から蹴りまくった。立っても寝ても激しく蹴撃。
棚橋も蹴られながらも延髄蹴りを繰り出すなど、やられっ放しな訳でない。が、柴田の気迫が圧倒していた。
最後は下からの顔面蹴撃(GK)!ダウンカウントを止めた上でさらに一発加えてカウント3。
蹴りに重さが増し、不要な技ももらわず、常に優位に試合を運んだ柴田。2005年の様々な闘いが大きくしたのか!?古巣・新日本で雄雄しく変貌した姿を見せ付けたといえる!

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2 コメント

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Unknown (こい)
2006-01-15 04:38:13
「越境者」のこいです、大変遅くなりましたが、コメントありがとうございました。

この試合の評価は、見る側がプロレスに何を求めるかによって意見が分かれましたね。でも賛否両論引き起こしたこと自体で凄い試合だったと思います。中邑もそういう存在のはずだったんだけどなぁ・・・
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>こい様 (ばーにんぐK)
2006-01-15 16:07:48
コメントありがとうございます!

>賛否両論

あ~そうでしたね。柴田はちゃんと技受けろなんて批判もどこかで見ました。

受けの凄みもあり。でもそれだけでないのもプロレスだと思います。プロレスを枠にはめる人と違う人で分かれた見方になるのかも。

>中邑

新日本の強さを見せる、示す事が彼の役割だと思います。去年「原点に戻る」と語った事は総合再進出と期待します。新日本のために容赦無く顔面を叩く凄みをまた見たいです。
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