武道・禅の心で臨床を読み解く(武道、禅、心理療法、ボディワークを学ぶ理学療法士)

21年間の運動指導・700冊の書籍からリハビリ・トレーニングを読み解きます。
良書の書評、稽古・訓練方法、研修報告など

私を奮い立たせるもの

2012年07月23日 | 日記
 添付した写真は私を奮い立たせる風景です。これを見る度に臥薪嘗胆、初心を思い出し臨床や運営に心を込めます。

 これは私の妻と娘が危険な状態になり、一命を取り留めたとある病院の廊下です。毎日辛い思いで通い続けました。

 最愛の家族の危険な状態が半年近く続き、精神的な辛さは筆舌にしがたく…。

 そんな過酷な日々を癒してくれたのは家族と、お世話になった病院スタッフの専門家としての姿勢です。このプロ意識の凄さは残念ながら私の勤務先ではまだまだありません。

 ですが、最近良いスタッフに囲まれ良いサービスが提供できるようになってきました(^O^)。

 まだお世話になった病院に比べればまだですが、この一年で考えれば雲泥の差です。

 個人の臨床力だけで全ては語れません。組織力も良いサービス提供には大切。



 明日、私の職場リハビリ室はレイアウトを大きく変更し第二幕を開けようとしています。

【人は城】←良い人があっての組織だと思ってます。
”人ありき”の臨床を模索したいと考えています。

押忍

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2 コメント

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強い共感を覚えました (倉部 誠)
2012-09-11 19:14:24
たまたま偶然にブログを拝見し、とても強い共感を感じてコメントを書かさせていただきます。奥様とお嬢さん、おそらく交通事故に遭われて大変な怪我をされて生死の境をさまよったのだと推察します。その時どのようなお気持ちでこの病院の廊下を毎日歩かれたか、想像するだけで胸が痛みます。6年前に私の娘も突然の脳内出血で大変な状態となり、奇跡的に一命を取り留めたことがありました。また今、妻の突然の深刻な病気で毎日病院通いをし、どうか助かるよう神仏に毎日手を合わせて祈って居ります。このような大きな不幸に見舞われると、とても良い事が起きている状態が”幸せ”なのではなく、大きな不幸が起きていない状態を”幸せ”と言って、それに感謝しなければいけないということをつくづくと思い知らされます。嘗てご家族が命を助けてもらったことを胸に刻んで、他の方々を助ける気持ちを育まれているお姿に尊敬の念を評します。どうぞこれからも頑張ってください。
幸せ (武道PT)
2012-09-11 20:21:37
 コメントありがとうございます。
 今思い出しても、辛い日々でした・・・・。
 倉部さんも大変だったのですね。

 人を助けるまではいかなくても、大変な思いをしたいる人を支えたいという思いがあります。いただいた、優しさと勇気を伝えていきたいと思ってます。

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