1998年
新潮文庫
☆☆☆☆
遠縁の婚約者が失踪した。
それも完璧に足跡を消して・・・
その失踪を追ううちに、完璧に他の人間になり代わり生きていく自己破産者の凄惨な人生が見えてくる。
非常に衝撃的だ。
火車とは、金がなくて火の車という意味と
火車とう妖怪、罪人を切り刻みながら走っていくという・・・
初め、題名を見たときは妖怪を想像した。
しかしどちらの意味も考えられるような本だった。
決してホラーではないが、ホラー張りの恐怖を感じる本だ。
新潮文庫
☆☆☆☆
遠縁の婚約者が失踪した。
それも完璧に足跡を消して・・・
その失踪を追ううちに、完璧に他の人間になり代わり生きていく自己破産者の凄惨な人生が見えてくる。
非常に衝撃的だ。
火車とは、金がなくて火の車という意味と
火車とう妖怪、罪人を切り刻みながら走っていくという・・・
初め、題名を見たときは妖怪を想像した。
しかしどちらの意味も考えられるような本だった。
決してホラーではないが、ホラー張りの恐怖を感じる本だ。
なんでもない本の合間に読めばよかった、とちょっと後悔しています。
「火車」といえば、落語本ですが「地獄のそうべえ」という絵本にものすごい火車の絵がでてきます!筋はとっても面白くて子供も大好きなのですが、彼らが最後のオチで笑ってくれないので、読み聞かせでは私一人が笑っています。
機会があったら立ち読みを!!
私は、一時期宮部みゆきにハマってましたので、「龍は眠る」、「スナーク狩り」のあと「火車」を読み、そのあとが「レベル7」というすっかり宮部脳になってました^_^;
落語の方は今度調べてみます。
「龍は眠る」もよかったですね。
「レベル7」はゲーム好きの人なら結構す~っと入っていくのでは?
「楽園」もずっしりと感じました。
江戸ものも好きです。
「あかんべえ」や「孤宿の人」など。
泣けます。
野球をやっている男の子の親だと、「パーフェクトブルー」なんか気になりますよね。
それにしても、
宮部みゆきって、いろいろなことに精通いしているというかすごい人だな~と思います。