1989年
早川書房
☆☆☆☆
この作品を日本版にしてドラマ化されたことがあった。
吐き気がした!ただ人気があるというだけの俳優がこれだけのデリケートで難しい役など出来るわけが無い。
ひどすぎて、見る気もおこらない。
しかし、本は非常に感動したし、胸も苦しくなった。
”あたまがよくなりたい”という気持ちで脳の手術を受ける。
又、同じ手術をしたアルジャーノンとうねずみに友情に似た感情を持つ。
日記形式で進んでいくが、
はじめ区点もなくたどたどしく始まるが、
手術を受けたあとはどんどん知性が感じられる文になっていく。
途中、賢くなった自分を母や姉に見せたくて尋ねるが、
その時、初めて自分が望まれていない事に気づく。
さらに、アルジャーノンに異変が起きた。
急速に進化した脳は急速に衰退していくのだ、その姿を目の当たりにして
自分もそうなるのではないかと恐れる。
忘れていく言葉をしきりに覚えておこうと試みるが、その感情さえ忘れていってしまう。
そして、アルジャーノンは死んでしまうが、
”知能”を失ってしまってもアルジャーノンという友のことは憶えていた。
文章がどんどん衰退していく姿が胸を締め付け、涙が止まらなかった。
今まで読んだ本で面白かったのは何ですか?と、聞かれれば何冊もの本を上げることが出来る。
感動した本は?ときかれればアルジャーノンと答えるだろう。
早川書房
☆☆☆☆
この作品を日本版にしてドラマ化されたことがあった。
吐き気がした!ただ人気があるというだけの俳優がこれだけのデリケートで難しい役など出来るわけが無い。
ひどすぎて、見る気もおこらない。
しかし、本は非常に感動したし、胸も苦しくなった。
”あたまがよくなりたい”という気持ちで脳の手術を受ける。
又、同じ手術をしたアルジャーノンとうねずみに友情に似た感情を持つ。
日記形式で進んでいくが、
はじめ区点もなくたどたどしく始まるが、
手術を受けたあとはどんどん知性が感じられる文になっていく。
途中、賢くなった自分を母や姉に見せたくて尋ねるが、
その時、初めて自分が望まれていない事に気づく。
さらに、アルジャーノンに異変が起きた。
急速に進化した脳は急速に衰退していくのだ、その姿を目の当たりにして
自分もそうなるのではないかと恐れる。
忘れていく言葉をしきりに覚えておこうと試みるが、その感情さえ忘れていってしまう。
そして、アルジャーノンは死んでしまうが、
”知能”を失ってしまってもアルジャーノンという友のことは憶えていた。
文章がどんどん衰退していく姿が胸を締め付け、涙が止まらなかった。
今まで読んだ本で面白かったのは何ですか?と、聞かれれば何冊もの本を上げることが出来る。
感動した本は?ときかれればアルジャーノンと答えるだろう。
タイトルと大まかな内容は知っていたのですが・・・。
よ~し、それなら英語で読んでみようか!と
アマゾンで見てみました。
320ページちょっとなのでいけるかと思います。
多分帚木蓬生好きのひとならのめりこめる作品なのでは?
私もきっと大泣きでしょう。
少なくとも大泣きできるよう、理解に勤めたいと思います!
翻訳ものは、やっぱり原文で読んだほうがいいですよね。
ちょっとした言い回しなども、
本当はもっといい言葉なのではないかと思ったりします。(英語をもっと勉強しておけばよかったと後悔しきりです。)