ボーン・コレクター ジェフリー・ディーヴァー

1999年
文芸春秋
☆☆☆☆



これはものすごく面白い。
兎に角、テンポがいい！！

四肢麻痺の元刑事ライムが犯人を追い詰める。
空港から誘拐された男女２人の事件から犯人ボーン・コレクターとライムの謎解き知恵比べが始まる。
被害者のそばには、かならず次ぎの被害者のヒントが添えられる。
さまざまな鑑識の技法と知恵で次の被害者の救出および犯人を追い詰めていく。

その中で、語られたライムの過去の捜査ミスによる殺人事件がキーパーソンを生んでいた。
ボーン・コレクターはただの猟奇殺人鬼ではなく、ある使命の為ちゃくちゃくと作業をしていたのだ。
とにかく、スピード感あふれる作品で１ページ目から目が離せなくなる。
つぎつぎとページをめくりたくなるのだ。