渾沌滅七竅

生命ある無秩序を愛する渾沌。

安保関連法案成立に思う

2015年09月20日 | 日記
以前に同じ様なことを述べました。

国論を二分する問題が故に、国会の議論・採決を経て結論を出すのが、議会制民主主義の当然の帰結である。
民主党などの野党は、国会外から圧力を掛けるやり方に「民主的正当性」がないことを承知の上で、安保法制反対のデモを梃子に国会内での混乱を引き起こす、特に、参院での混乱は、どうかと思う。
デモに反対なのではない。

先の選挙を通じて、ある政党、ある人物に政権を委ねたのでしょ。
その任期の間は、任せるべきでしょう。
それに反対する、或いは、文句があるなら、次の選挙で交替させれば良い。

直近の国政選挙で連勝し、国会で多数派を形成した安倍政権が実現したい政策、即ち、安保法制を国会で成立させるのは、至極、当然のことであり、それがないとしたら、議会制民主主義とは何であろうか。
反対であろうとも、一旦は、成立するのは、已むを得ない話ではないか。

国会の議論を通じ、問題点は、多々明らかになったとせば、反対野党は、その成果を次の国政選挙に勝利すべく、国民に問うべきであろう。
その支持を得て勝利せば、政権交代を通じ、当該法制を変えることが出来る筈である。
これこそが、議会制民主主義の王道であろう。

安倍政権の目指すところは、以前から語られて来たにも拘わらず、です。
若者の多くが選挙投票にも行かずに、自民党等に政権を委ねたのです。
今更デモで騒いでも、大いに違和感が残るだけです。
次の国政選挙で、安保法制反対の意思を明確に示すべきです。
その為の組織的運動が求められる筈です。

現与党に代わり政権交代可能な政党を育てる必要があるとの意識が芽生えたものの、あつものに懲りてなますを吹くでは何も変わらないでしょう。
次回選挙に向けて、反対政党・勢力の運動を見守りたい。

申す迄もなく、武器を携え戦闘・戦争行動に走ることには、“絶対に反対”です。
それが、何千年にも亘る人類・男の歴史だったのでしょ。
日本人は、それをやめると宣言したのです。


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