渾沌滅七竅

生命ある無秩序を愛する渾沌。

今年も「ぶどう狩り」へ

2017年10月12日 | 日記


昨年9月に続き、月遅れではあるが、今年も山梨・笛吹市への「ぶどう狩り」に招かれた。
往復のバスの中での歌のハーモニカ伴奏が、条件。

歌は、誰でも良く知っている童謡・唱歌。
童謡を歌う会のオバさん連中の8人がリード役。
29人で補助席使って満席のマイクロバス。

今回、演奏環境は、最悪だと思った。
揺れる、うるさい、マイクは悪い、と自分の腕を棚に上げる訳ではないが、テン・ホールズ・ハーモニカを、その様な環境で演奏するのはお勧め出来ないと、つくづく感じた次第。

昨年、初夏のサクランボ狩り、初秋のぶどう狩りで、同じ条件下であったにも拘わらず、また、あれから1年、今回、腕を上げている筈にも拘わらず、否、だからこそか、全く違う印象を持ったものだ。

最近、このハーモニカは、繊細で、極めてパーソナルな楽器だと感じている。
従って、日本人の感性や環境からみると、その様なガサツな演奏環境には馴染み難いとも思っている。
とは言え、「Juke」の様に酒場のうるさい位の環境の中で育った楽器らしいので、矢張り、腕の問題で、対処法はあるのだろう。
パッカリング以外の多様な奏法を交えるべきかも知れない。
図抜けた技量があれば、違っていたのだろうか。
思い迷うところ。

ならば、ソロ演奏で聴いて貰おうと、「Sally Gardens」「夢路より」「Summertime」、更に、旅の恥はかき捨てとばかりに「枯葉」と洋物攻め。

ブドウを食べて、桔梗屋に立ち寄り、温泉に浸かり、悪くはないが、来年は、ご招待と言えど、再考するか。

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