台湾
ロマンス/コメディ
* * * * * * * *
『悲情城市』『百年恋歌』で知られる台湾の名匠、ホウ・シャオシェンが製作
総指揮を務めたヒューマン・ドラマ。
台北でカフェを開いた姉妹が、客寄せのためにと始めた物々交換で出会った人々
との触れ合いを通し、自分を見つめていく。初長編作『ミラー・イメージ』が
各国映画祭で注目を集めた新鋭シャオ・ヤーチュアンが、温かなタッチで
ヒロインたちの内面的変化を描出。
『海洋天堂』のグイ・ルンメイ、本作で映画デビューを飾るリン・チェンシーが
出演し、仲むつまじい姉妹を好演している。
劇中で魅力的な歌声を披露する、台湾でも人気の日本人シンガー中孝介の特別
出演にも注目したい。
(シネマトゥデイさんより抜粋)
* * * * * * * *
OLを辞めて、妹のチャンアル(リン・チェンシー)とカフェをオープンさせた
ドゥアル(グイ・ルンメイ)。長年の夢をかなえて大喜びの彼女だったが、
肝心の客がなかなか集まらない。
そこでチャンアルが店内で物々交換をすることを思いつく。
物々交換はカフェの名物として話題を呼び、さまざまな物がそれぞれにまつわる
エピソードと共に、人から人へと受け継がれていく。
ある日、世界の35都市で集めたという35個の石けんを携えた男がやってくる。
何か特別なものと交換したいと店を訪れるたびに彼が語る、石けんをめぐる
異国情緒に満ちた話にドゥアルは魅了されていく。
(シネマトゥデイさんより抜粋)
* * * * * * * *
本作は第23回東京国際映画祭の上映作品で、大好きなグル・ルンメイが出演
していたので、すっごい観たかったんだが、都合があわずに見逃してしまい、
せめてDVDでも出ないかなぁと思っていたところに、シネマート六本木で上映
することを知り、大喜びで公開初日に観に行くことに。
いやぁ、グイ・ルンメイが堪能できて満足。
物を物々交換しながら、その物にかかわるエピソードを聞いて台北から出た
ことのない主人公が外の世界を知っていき、やがてそれらの想い出は自分の
物ではないことに思い至って、やがて自身が外の世界へ飛び出していく様を、
静かに丁寧に描いており、また時折、コミカルなシーンや姉妹のやり取りが
あったりして最後まで飽きることなく楽しめる内容だった。
特に、母娘3人で、いろんな店でサービス受けているときのやりとりが面白い。
それにその時に見せる娘2人のその時々の表情がイイ。
個人的には美容室での洗髪されている時のグイ・ルンメイの気持ち良さそうな
表情が一番好き。
まぁ、グイ・ルンメイが最初から最後まで出ずっぱりで、どのシーンの彼女も
可愛くて萌え死にしそうだった。いやもう大満足。
雨の中、朝早くにチケット買いに行った甲斐はあった。
それと妹のチャンアル役のリン・チェンシーもこれまた綺麗で、グイ・ルンメイ
とはまたちがった綺麗さ、可愛さがあって魅力的だった。
自転車に乗って物々交換のチラシを配っている時の笑顔がイイ。
これはDVD出たら買いだな。
お薦め度:★★★★☆(4/5)
クリックしてくださった方、ありがとうございます。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます