コリン LOVE OF THE DEAD

スタッフ・キャストを有志によるボランティアで賄い、製作費をほとんど
掛けずに撮り上げた自主製作作品ながら、ゾンビとなった青年を主人公に
したユニークな切り口と完成度の高さが評判となり数々の映画祭で話題を
集めた英国産ゾンビ・ホラー。
世界的なゾンビの発生で壊滅状態に陥ったロンドンを舞台に、自らも
ゾンビになってしまった青年が、かすかに残る記憶とともに街を彷徨う
切ない姿を描く。
監督は本作で一躍注目の的となった新鋭マーク・プライス。
            　　                          　             (allcinemaさんより抜粋)
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死者が蘇り、生きた人間を襲い始めるという異常事態が世界中で発生。
ロンドンの街もパニックに陥り、社会機能は完全に麻痺してしまう。
ゾンビの襲撃をどうにかかわしてきた青年コリンも、気がつけば腕に
噛まれた跡が。
意識が遠のき、確実にゾンビ化が進行し、いつしか他のゾンビと共に生きた
人間を食らうコリン。それでもやがて、薄れゆく意識の中でもなお、何かに
突き動かされて地獄絵図と化した街をひたすら歩き続けるコリンだったが…。
            　　                          　              (allcinemaさんより抜粋)
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1ヶ月と1週間ぶりに大阪に一時帰省したものの、札幌と大阪の温度差が
違いすぎてダウン。大阪暑すぎるよ。
ホントは『海洋天堂』とか『ハウスメイド』とか観に行こうと思っていた
んだけど暑いので家で溜まってるDVDの中から本作をチョイス。

中々面白かったけど、ちょいたるい。

基本、ゾンビ化した主人公がひたすら街中をさまよい歩き続けるだけ。
だけどゾンビ視点といった切り口は中々面白かった。
人間だった頃のかすかな記憶が残っていて、その記憶をたよりにある
場所を目指すってのはなかなか。
それに45ポンドっていう日本円にして6,000円そこそこでこれだけの
ゾンビ映画を作り上げたのは凄いな。

でも予算の都合もあり、グロいシーンはほとんどなく、ゾンビと闘う人間の
武器も鍋や傘といった感じでちょっとしょぼい部分はあって、そこは別に
気にならないんだが、上映時間が体感的にちょい長くてたるいなぁと
感じてしまった。97分と短めの作品だけど、コリンがひたすら彷徨うシーン
が多いので、もうちょっと短くても良いんじゃないかなと思った。

お薦め度：★★★☆☆（3/5）

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