監督 : キケ・マイジョ
出演 : クラウディア・ベガ、ダニエル・ブリュール、ルイス・オマール、
アルベルト・アンマン
2011年 / SF / スペイン / 94分
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主演アレックスを演じるのは『グッバイ、レーニン!』『セブン・デイズ・
イン・ハバナ』など世界各国の話題作に出演しているダニエル・ブリュール。
兄ダビッドには『プリズン211』の演技派アルベルト・アンマン。
2012年ゴヤ賞ではキケ・マイジョ監督が新人監督賞、名優ルイス・オマールが
助演男優賞を受賞している。
(第9回ラテンビート映画祭公式HPより抜粋)
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舞台は近未来の2041年。エンジニアのアレックスは、雪に閉ざされたサンタ
イレーネのロボット研究所に10年ぶりに戻り、少年のロボットの製作に
とりかかる。
一方、かつての恋人ラナは、兄デダビッドと結婚。
一人娘エヴァを授かっていた。エヴァの個性にひかれたアレックスは、
彼女をモデルにロボットを作りたいと願うが…。
(第9回ラテンビート映画祭公式HPより抜粋)
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第9回ラテンビート映画祭、本日一本目としてチョイスしたのは公式HPより
面白そうなSFものの本作。
自律型の猫ロボットが欲しい!
オープニングタイトルの映像や雪に閉ざされた山あいの村・サンタイレーネの
風景とか人口知能を設計する際のCGによるガラス細工っぽい映像での描写が
綺麗だった。
アンドロイドの動きや自律型の猫ロボットの愛くるしい描写とかもよかったし
エヴァ役の少女も可愛らしくて最後まで飽きずに観られた。
スペインのSF映画って初めてだったけど、SFだけでなくサスペンス的な要素や
ラブドラマ的な要素もあって結構面白かった。
ラストはせつなくて印象的だった。
ちなみに大阪では梅田ガーデンシネマにて10/27(土)~11/9(金)の期間で、
『シッチェス映画祭 ファンタスティック・コレクション』の中の一本として
公開されるので是非。
お薦め度:★★★★☆(4/5)
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