アメリカ
ドラマ/青春/コメディ
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実際にガンを克服したウィル・ライザーが書き上げた脚本を親友のセス・
ローゲンが製作と助演を務めて映画化した感動青春コメディ。
ガンで生存率50%と宣告された真面目な青年が、死の恐怖と向き合いながらも、
ガンさえもギャグにしてしまう不謹慎男の友情に救われ、前向きに生きる
勇気を獲得していく姿を、過激なギャグを織り交ぜつつも心温まるタッチで綴る。
主演は「(500)日のサマー」のジョセフ・ゴードン=レヴィット、
共演にアナ・ケンドリック、ブライス・ダラス・ハワード、
アンジェリカ・ヒューストン。
監督は「マンディ・レイン 血まみれ金髪女子高生」のジョナサン・レヴィン。
(allcinemaさんより抜粋)
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シアトルのラジオ局で働く27歳の青年、アダム。
酒もたばこもやらない生真面目な彼を突然の病魔が襲う。ガンと診断され、
5年後の生存率が50%と宣告される。覚悟を決め、闘病生活に入るアダムに
対し、恋人のレイチェルはじめ誰もが心配し優しく励ましてくれる。
しかし、腫れ物に触るように接する周囲の態度に居心地の悪さを感じてしまう
アダム。ただ一人、女好きで能天気な親友カイルだけは、無神経なほど
それまでと変わらない態度で接してくれた。
そんなカイルや少々頼りない若い新米セラピスト、キャサリンのサポートを
受けながら病気を笑い飛ばして前向きに闘病生活を送ろうとするアダムだったが…。
(allcinemaさんより抜粋)
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『マイレージ、マイライフ』以来アナ・ケンドリックが大好きなので、彼女
目当てで新宿武蔵野館で観賞。
セス・ローゲンのカイルの存在が良かった。
感動押し売りの難病ものなのかなと思っていたら、そこはさすがハリウッド、
邦画みたいなひたすらお涙頂戴な一本調子なものでなく笑いを散りばめて
面白可笑しく心温まる内容は大いに楽しめた。
癌をいきなり宣告されて、呆然としたり、癌に冒されたことによって死を
覚悟したといいながらも、闘病仲間が死んで自らの死が近づいていることを
自覚すると死ぬことに対して恐怖を抱いたりするアダムをジョセフ・ゴードン
=レヴィットが好演していて見ていて面白かった。
さらにアダムを支える親友カイルを演じたセス・ローゲンのコミカルさも
良かったな。
看病することの現実を知らずに面倒を見ると言って、だんだん大変さやめんど
くささを寂しかったなどと言い訳してアダムにぶつけるレイチェルだが、
アダムはそれ以上に闘病生活で大変なおもいをしているのに、そういった
態度を取るレイチェルにはイラッとくるが、大抵の人は実際の看病の大変さ
なんて中々知らないだろうからレイチェルみたいな事になってしまうのかな。
自分も同じような境遇になったら途中でストレスがたまって爆発してしまう
かもしんない。
なので、アダムが癌になっても今までと変わらずおバカなことを言ったり、
アダムを出しにナンパしたりと今までと変わらずに接していながら裏では
癌患者との向き合い方のような書籍を購読してアダムを支えようとしている
カイルの姿には親友の熱い友情が感じられて、こういう親友を持っていた
アダムが羨ましく思える。
お薦め度:★★★★☆(4/5)
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さすがの本でしたね。
実話って言うだけあって、押しつけがましく無い作りにものすごく好感が持てました。
なのですが、セスが宇宙人ポールに見えてきて・・・。それでもいいんですけどね!
コメントありがとうございます。
良い映画でした。
前向きな気持ちになれる作品でしたね。
>セスが宇宙人ポールに見えてきて・・・
「宇宙人ポール」を観た後だったら、なおさらですね。