アメリカ
SF/サスペンス/ドラマ
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デビュー作「月に囚われた男」で注目を集めたダンカン・ジョーンズ監督の
記念すべきハリウッド進出第1作となるサスペンス・アクション。列車爆破
事件の犯人を見つけるべく、特殊な装置で爆発8分前の乗客の意識に入り込
み、事件の真相に迫っていく主人公を待ち受ける衝撃の運命をスリリングに
描く。
主演は「ドニー・ダーコ」「ブロークバック・マウンテン」のジェイク・ギ
レンホール、共演にミシェル・モナハン、ヴェラ・ファーミガ、ジェフリー
・ライト。
(allcinemaさんより抜粋)
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列車の中で目を覚ましたコルター・スティーヴンスは、見知らぬ女性から
親しげに話しかけられ当惑する。ほどなく列車内で大爆発が起きる。
再び意識を取り戻すと、そこは軍の研究室の中。彼が体験したのは乗客全員
が死亡したシカゴ郊外での列車爆破事件直前8分間の犠牲者の意識の世界
だった。それは、次なる犯行予告の時間が迫る中、軍の特殊プログラムに
よって死亡した乗客の意識に入り込み、列車内を捜索して犯人を特定しよう
とする極秘ミッションだった。
大役を任されたコルターだったが、列車内にとどまれるのはわずか8分。
そのため何度も意識を8分前に戻しては爆破の恐怖に耐えながら、徐々に
犯人へと迫っていく。
しかし同じ8分間を繰り返すうち、そこで出会った女性クリスティーナに
特別な感情が芽生えてしまうコルターだったが…。
(allcinemaさんより抜粋)
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予告編で事故で死んだ人の死の直前の8分前から記憶に入り込むことが
できて事件の真相を追うっていう設定が面白そうだったので、観に行った
んですが、
面白かったんだけど、ラストがよく解んないや。
爆破テロの事件前の8分間が繰り返され、その都度、コルターの取る
行動によって同じシーンが少しづつ違う展開を見せるので、観ていて
飽きることなく楽しめたんだけど、観終わるといろいろと?な点が
あってちょっと腑に落ちない感じが。
人間は死んだ時、死ぬ前の8分間の記憶が脳内に残るらしく、列車爆破
テロで亡くなった乗客達の記憶を集めてコンピュータ上で仮想世界を作り
上げ、そこにコルターの意識を事故で亡くなった犠牲者の一人・ショーンの
意識に同調させて、仮想世界の中で犯人探しを行うっていう設定なんだが、
ひとつ気になったのは、犠牲者達の記憶をかき集めて作り上げたコンピュー
タ上の世界なら、犯人以外の人間はどこに爆弾が仕掛けられているのか知ら
ないはずなので、犯人もそのテロで死んでいない以上、どこに爆弾があるか
仮想世界上では構築しようがないし、探しようもないと思うんだが。
コルターが列車内でグッドウィンにメールして、グッドウィンが事件前に
メール受信して、事件は未遂で終わったというシーンがあったけど、あれは
現実とはちがうパラレルワールドの世界の話ということだろうと思うんだが、
そうするとコルターはコンピュータが作りだした仮想世界にダイブしていた
ことになるってことで、毎回違うパラレルワールドに飛んでたってことかな。
考えたら余計に頭の中で?になったけど、飽きずに楽しめる作品だったので
まず満足。
お薦め度:★★★☆☆(3/5)
クリックして下さった方、ありがとうございます。
なんつーか「うっわ面白っっ」と並行して「矛盾してんじゃんっ」
まさしくこの考えもパラレルってか?!
現実世界=過去にソースコード化の世界=理想未来=逆ソースコード化で現実
∴ 自分がいた元の世界には影響しない
ただし、前提として
「プログラムであって、タイムトラベルではない」
なーんてコトを考えちゃったわよん
にしても あの宣伝文句イタダケ無い
繰り広げられたので楽しめましたが、
やっぱ、そこの矛盾は気になってしまいました。
ベラさんが、とっても良かったなあ。。
あの人、素敵。
やっぱこの手のものは深く考えずにその世界を
楽しむべきですね。
ヴェラ・ファーミガが素敵でしたね。
存在感ありました。