だらだら無気力ブログ!

だらだらと毎日を過ごす映画好きな野郎のブログ。
映画の感想や日々の思ったことを書いてます。

のぼうの城

2012-11-08 00:01:00 | 映画(な行)

日本
時代劇/アクション

    * * * * * * * *

一大ベストセラー『のぼうの城』の元になった和田竜のオリジナル脚本を、
「ジョゼと虎と魚たち」「ゼロの焦点」の犬童一心と「ローレライ」「日本
沈没」の樋口真嗣の共同監督で映画化したエンタテインメント時代劇大作。
天下統一目前の秀吉が唯一落とせなかった城として知られる“忍城(おし
じょう)”の史実を基に、2万の豊臣軍に対しわずが500の兵で抵抗した果敢
な籠城戦の行方を、領民から“のぼう様”と慕われた城代・成田長親はじめ
個性豊かなキャラクターが織りなす奇想天外なストーリーと迫力の合戦シーン
で描き出す。
主演は「陰陽師」の野村萬斎、共演に榮倉奈々、成宮寛貴、山口智充、上地
雄輔、山田孝之、市村正親、佐藤浩市。
                                                              (allcinemaさんより抜粋)
    * * * * * * * *

天下統一を目前にした豊臣秀吉は、最後の敵となった北条勢への総攻撃に乗り
出す。包囲された小田原城を残し、支城が次々と陥落していく中、周囲を湖に
囲まれ“浮き城”の異名を持つ“忍城”にも危機が迫る。ところが、小田原城
の援軍に向かった城主・成田氏長に代わって城を任された従弟の長親は、
のんびり屋で何を考えているか分からず、武将としての器も到底あるようには
見えなかった。しかしなぜか領民からは慕われ、“でくのぼう”が由来の
“のぼう様”という嘲笑と親しみが入り交じるアダ名で呼ばれていた。
そんな長親に対し、秀吉の命を受けた石田三成が総勢2万の大軍を率いて開城
を迫ってきた。忍城に残る500の軍勢では太刀打ちできるわけもなく、長親に
秘かな想いを寄せる城主の娘・甲斐姫や、長親の幼なじみで歴戦の猛者・丹波
はじめ、誰もが開城を受け入れるものと思っていたが…。
                                                              (allcinemaさんより抜粋)
    * * * * * * * *

本作が映画化されるとニュースで知って以来、公開が待ち遠しくて仕方なかった
作品。もちろん忍城の戦いのことは知っていたし、原作も既読済み。

大変面白かった。キャスティングの勝利。

武芸はてんでダメで飄々とした感じの“のぼう様”こと成田長親に野村萬斎を
持ってきたのが大きい。彼以外で適役はいないんじゃないかと思える程。

それと最初はミスキャストかなって思ってた上地雄輔の石田三成が思ってた
以上に良かった。もうちょっと横柄なイメージの三成でもよかったような気も
したけど。
他にも山田孝之の大谷吉継、佐藤浩市の正木丹波など周りを固めるキャスト陣も
良かった。

石田三成が本陣を置いた丸墓山古墳から忍城を望むCGシーンは圧巻で
大いに見応えあった。

北海道の忍城を再現したオープンセットを使った合戦シーンも見応えあったし、
あっというまの2時間半で、個人的には大いに楽しめる戦国エンタテイメント
時代劇だった。

ただ個人的に、ちょっと細かい所で気になったのが何点かあった。
・水攻めのシーンが盛り過ぎじゃね?
 あんな津波のようにはさすがに襲ってこないでしょ。

・備中高松城攻めの時の高松城のCGの出来がイマイチだった。

・備中高松城攻めの時点では長束正家は羽柴秀吉の家臣ではなく、
 丹羽長秀の家臣だったはず。

・何人か時代劇っぽくない台詞まわしに違和感を感じた。

でもエンタテイメント作品としては全然許容範囲内だし面白くて楽しめたので
問題なし!


お薦め度:★★★★☆(4/5)

にほんブログ村 映画ブログへ

クリックしてくださった方、ありがとうございます。



最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
長束の (sakurai)
2012-11-09 09:10:02
いやらしさ、ピッタリでした。
のぼう様!じゃなくて、萬斎様!過ぎたのが、難点であり、見どころであるという。
水攻めはあんなに急には来ないですよね。
じわじわじわじわ・・・だろうと。
返信する
>sakuraiさん (はくじ)
2012-11-12 01:43:47
こんばんは。
コメントありがとうございます。

萬斎様!感が過ぎたのかもしれませんが、彼ののぼう
様を観てしまうと、彼以外でのぼう様の適役者が思い
つかないです。

水責めシーン、盛らずにじわじわじわっていう演出に
しとけば公開延期なんてなかっただろうに・・・って
思ってしまいました。
返信する

コメントを投稿