だらだら無気力ブログ!

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盗聴犯~死のインサイダー取引~

2012-08-11 13:23:24 | 映画(た行)

香港
サスペンス

    * * * * * * * *

『インファナル・アフェア』シリーズの脚本を担当したアラン・マックと
フェリックス・チョンという、香港映画界をけん引するクリエイターがタッグを
組んだサスペンス。
盗聴や監視カメラを駆使して不正な株取引を取り締まる刑事たちが、欲望に
駆られてインサイダー取引に加担したことから思わぬ事態に陥る。
出演は、『忘れえぬ想い』のラウ・チンワン、『コネクテッド』のルイス・クー、
『女帝[エンペラー]』のダニエル・ウー。
不正取引をめぐるスリリングな展開に加え、手を汚さねばならなかった彼らの
背景を描いたドラマ部分も見もの。
                                                              (シネマトゥデイさんより抜粋)
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不正株取引の関与が疑われる企業とその社長を、盗聴器やカメラで監視する
香港警察情報課のジョン(ラウ・チンワン)、ヨン(ルイス・クー)、
マックス(ダニエル・ウー)。監視を続ける中、社長がつぶやいた株価上昇の
情報を耳にしたヨンとマックスは、職務に背いて株券を購入してしまう。
それをとがめるジョンは、ヨンは自身が末期ガンであることから家族に金を
残そうとし、マックスは富豪である婚約者の養父を見返したいという理由から
不正取引に手を染めたのを知る。
三人は証拠をすべて隠し、不正の事実を葬ろうとするが……。
                                                              (シネマトゥデイさんより抜粋)
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「2012 夏の香港傑作映画まつり」ということで東京はシネマート六本木、
大阪はシネマート心斎橋で開催されており、本作はその「2012 夏の香港傑作
映画まつり」で上映される3本のうちの1本。
香港映画ではおなじみのルイス・クーに、『雲南の花嫁』以来、気になる女優
さんであるチャン・ジンチューが出演しているので興味に惹かれシネマート
心斎橋で鑑賞。

チャン・ジンチューは相変わらず綺麗で素敵や。

序盤の容疑者の会社に忍び込んで盗聴器を仕掛けているところに、当の容疑者
が戻ってくるシーンは緊迫感があってハラハラして面白かった。

不正取引して大金手にしたものの、そのせいで犯人グループ内で不協和音が
起こり、監視していた容疑者ローが仲間から暗殺される情報を手に入れた3人。
当初は見て見ぬふりしようとしていたが警官として看過できないってことで
ローを助け、自分達の不正取引の証拠をなくそうとするが、ジョンがローの
愛人に顔を見られてしまう。

結局、ローの愛人は犯人グループの一員だったためにジョンの正体が犯人
グループにバレてしまい、3人は犯人グループから襲撃を受けることになる
んだが、これは観ていて甘いなぁって思ってしまった。
顔を観られた以上、相手が誰であろうと始末しないと。
犯罪を犯す上での覚悟が甘いなぁと。警官なら今までいろんな事件のパターン
見てきたから、そういう所で情けは無用ってことは知ってたと思うんだが、
そういうところで下手な情けを見せたことで、家族や愛する者を巻き込んで
しまうことが予見できないあたり甘いと思わざるを得ない。

傑作映画まつりの題目どおり、香港ノワールらしい男の友情や派手なカー
アクションと見応えたっぷりな作品で満足。


お薦め度:★★★★☆(4/5)

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