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Brugge Style
chateau la coste 2015
南仏のワイナリーラ・コストについて何度かメールを頂いたのでメモしておきます。
南仏にワイナリーはいくつもあるが、南仏へ行くたびにラ・コストを訪れたくなるのは、ここがモダン・アートとワインと太陽というわたしの大好きなもの三位一体でできているからだ。
安藤忠雄さんの本館が究極に美しい腕をまっすぐ伸ばしてるのに招かれる。ルイーズ・ブルジョワの蜘蛛を見ながら建物の中に入ると超モダンな縁側といった雰囲気で、カフェもここにある。
まずはロゼで喉を潤す。
飲みすぎる前に丘に点在する「彫刻ウォーク」を見に行こう。
地図を片手に20ほどのアート作品をひとつひとつ(安藤さんのチャペルも!)ハイキングがてら回る。麓へ下りてきたら目に入るのがフランク・ゲイリーの野外音楽堂だ(写真右上。右手には葡萄畑)。全部回ると結構な運動になる。
この音楽堂での演奏、聴いてみたいなあ。
麓に戻り、ジャン・ヌーベルのワイン醸造所で工程を見せてもらい、最後はワインの試飲。スーツケースのサイズや車のトランクのスペースと相談しながら買い物し、再びカフェに戻って心ゆくまで飲む。食事もおいしい。
現在、敷地内にホテル建設中なので、ここに宿を取れば運転担当者も心ゆくまで飲めるようになるだろう。(左は彫刻ウォークの作品のひとつトム・シャノンの『ドロップ』)
時期的には夏場は観光バスもたくさん来ていて激混み(フランス人多し)、今年3月に訪れた時は寒かった(18度くらい)ものの、閑散としていて、彫刻ウォークの最中も他のグループには全く出くわすことなく、アートの丘独り占め状態だった。受付の男性も暇なのかか話がはずみ、こちらもいろいろ質問を受けた。3月、おすすめ。
行き方は、場所的にはエクス・アン・プロバンスが大きな街としては一番近く、車で20分ほどだ。道中のドライブもすてきなので(ワイナリーたくさんあり)レンタカーはかなりおすすめ。特に3月は車の流れも少なく、ゆっくりマイペースで走れる。距離的に、帰りの足が確保できるならタクシーで行くという手もあるかも。ちなみに公共の手段ではたどり着けないと思う。
時間的には午前中が空いていておすすめ。
11時くらいに到着して、2時間くらいかけて彫刻ウォークをし、降りてきてランチ、という感じですな。
彫刻ウォーク、ワイン醸造所のツアー(英語あり)はそれぞれ料金がかかり、レストランだけの利用も可。
夏場はオンラインで予約したほうが無難。
ウォークにはスニーカーなどが必須。
エクスのほうへ行かれるならぜひぜひ!
(右は安藤さんの本館とブルジョワの『蜘蛛』)
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