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Brugge Style
ブルージュ24時 考案
ブルージュへ遊びに来てくれるお客さんの間で回してもらうのもよし、娘の育った街の記念にもよしと思ったからだ。
でも、まあいつでも作れるわな、写真は天気が回復してからじゃないと、などと思っている間に英国へ転居してしまった。
人生何かにつけ、こういう感じなのである。メメント・モリ。それが人生を確実におもしろくしているひとつのファクターだとは思うが。
それでヒマなうちに原案だけ書き出してみた。
この次点でもこのページをプリントアウトしてブルージュ観光に持って行けばルート参考にはなるように作成した(つもり)。
わが家はマルクト広場から2筋ほど入ったところにあったので、観光はまずマルクト広場から始めたものだ。
後で自由に観光してもらう際にも分かりやすいからだ。
その理由でわたしの「ブルージュ24時」はマルクト広場(Markt)の観光から始まる。
マルクト広場の鐘楼(Belfort)。塔に登れる(そういえばわたしのお客さんで登った人はひとりもいない...)時間を調べて調整してもよい。
鐘楼を背に、右手に手前から郵便局(Postgebouw)と州庁舎(Provinciaal Hof)。州庁舎では展覧会を開催していることもある。
広場の真ん中のフランダースの英雄ヤン・デ・コーニンクとヤン・ブレイデルの銅像 (Jan Breydel en Pieter de Coninck)。
周りを取り囲む典型的な階段屋根の家々 (typische huizen met trapgevels)(現在はレストラン群)。
後でここのテラスに座ってお茶をすることを約束しながら、
写真撮影などをした後は郵便局とベルギー高級皮革屋デルボーの間の道ブレイデル通り(Breidelstraat)を抜けてブルグ広場(Burg)へ。
ブルグ広場に入って右手の聖血教会(Heilig-Bloedbasiliek)と突き当たりの市庁舎(Stadhuis)。両方とも内部を見学したい。
市庁舎と古文書館(の間の道「盲目のロバ通り」(Blindeezal)を通ると左右に運河が現れる。
突き当たりは魚市場(Vismarkt)。
右手の小さい広場に入る。フイデンベッテルス広場(Huidenvettersplain)。
この広場をデイバーに抜けて振り向くと、「ブルージュ一の写真スポット」と言われるローゼンフットカーイ(Rozenhoedkaai)に出る。
しばし写真撮影。
デイバー(Dijver)を運河沿いに聖母教会を眺めながら歩く。
途中左手にグルニング美術館(Groeningemuseum)。絵画美術館で中世祭壇画が豊富。時間があればぜひ。
その隣がグルトゥス博物館(Gruuthuse )。中世貴族の家屋を博物館にした施設で、内部は当時の様子が展示されている。時間があれば内部を見学し、この中庭を抜けてボニファシュウスの小さな橋(Bonifacius) を渡ってから聖母教会(Onze-Lieve-Vrouw)へ。
聖母教会内部見学。ミケランジャロの聖母子像。
カトレイヌ通り(Katelijnestraat)、反対側には旧聖ヤン病院(Oud Sint-Janshospitaal)。その隣にメムリンク美術館(Memling in Sint-Jan)。ぜひ見学。
その並びの船着き場から、観光ボートに乗ってもいい。
カトレイヌ通りを右折して、ウォル広場(Walplein)のストラッフェ・ヘンドリック醸造所(Brouwerij De Halve Maan)へ。ブルージュの地ビールが飲め、また工場見学ツアーもある。
そこから土産物屋の間を歩き、ティールーム、カルペ・ディアム(Carpe Diem)で着席してブラッセル・ワッフルかパンナクック(クレープ)を食すのも良い。
そのまま前進しベギンホフ(Begijnhof) (ベギン会修道院、と訳されているが正式には修道院ではない)。中庭を静かに通り抜け、愛の湖(Minnewater)へ。
ここからブルージュのリングへ向かい、駅の方向へ緑の並木道を散歩しながらザンド広場('t Zand)へ。
ザンド広場のモダンで大きい建物はコンツエルト・ヘボウ(Concertgebouw)。この建物にツーリスト・インフォメーションが入っている。そしてカフェ脇にエレベーターがあり、最上階へ登るとブルージュの街が一望できる...ほとんど知られていないのでぜひ。
(2012年9月現在、この屋上へ上るのは有料になっていました。ご注意)
ザンド広場から商店街、ズイド・ザンド通り(Zuidzandstraat/Steenstraat)を歩き、途中、右手に聖サルバドーレ聖堂(St. Salvatorskerk)を見る。
そのまま直進してマルクト広場に戻り、テラスでビールを飲んでよし、鐘楼両側のフリットコット(ポテトフライ屋台)で立ち食いしてもよし。ポテトフライはぜひ、マヨネーズで食べてみよう。
時間が許すならマルクト広場からヴラーミング通り(Vlaamingstraat)の方へ。しばらくすると左手に市民劇場(Stadsschouwburg)。
その向いにパン屋のヴァン・ムーラン(Van Mullem)。ずっと道なりに歩く(アカデミ通り academistraat と名前が変わる)と(Poortersloge)ヤン・ヴァンアイク広場(Jan Van Eyck Plain)に突き当たり、そこから運河が始まる。
この運河沿いを歩いてブルージュ最古のバア(Herberg Vlissinghe)に行くこともできるし、風車を見に行くのも良い。
お土産物などのお買い物をしたい場合はマルクト広場からウォル通り(Wollestraat)の方向へ。レース屋さんロココ(Rococo)、おしゃれな雑貨屋さんカリベール(Callebert)、チョコレート屋さん(Van Oost)、メイド・イン・ベルギー屋さん(Atelier B2)など、わたしもよく用足しをした店が並ぶ。
もう一本の商店街ノード・ザンド通り(Noordzandstraat/Geldmuntstraat)には小さなスーパーマーケット(Delhaize)やリエージュワッフルのおいしいロレンツーィノ(Lorenzino)が。
もし、一生に一度ブルージュに行くと仮定してレストランを選ぶとしたら...
わたしなら朝食にヴァン・ムーランへ行く。
昼食はロック・フォールかレフター。
夕食はカルメリット。
こんな感じで...
次は写真入りバージョンを目指します。
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