多数の御愛読感謝します.所用により週末までブログ休みます. . . . 本文を読む
紫本では,(p281)ウィーク2または3台スーツ4台メジャーナムヤッツ2♣ (これのみオープナー,ほかはレスポンダーが使う.)の4つのオープンの後アスキング・ビッドを採用.それは1台スーツ・オープンに対してアップ・ザ・ラインでなく5枚♢をバイパスするレスポンスで知られるウォルシュによる方式ですが,本質はカルバートソン回帰と見て良いでしょう.必要に応じて特定スーツの3rdラウ . . . 本文を読む
ここまで林著を読んできて,ハーディ・スタイルの場合は,ナムヤッツにしたほうが良いか検討すべきだと思った手がいくつか有りました.ナムヤッツそのものは林著では大分先の第11章(3)にありますが,頭休めを兼ねて,取り上げて見ます.読んだばかりなのはp51の先頭の④.ハーディだと優秀な(excellent)6+枚と15+~17HCPしか伝わらない.それでもスラムの判断に失敗が入り得るとは思いませんが(それ . . . 本文を読む
ビッディング・システムの英語で気になることの一つは,Maxが点数の強い方,Minが弱い方になっていること.数学では最大,最小ですが,確認したらやはりラテン語でminorが「より小さい」(比較級),minimumは「もっとも小さい」(最上級)なので,どうもブリッジ用語だけが特別らしい.俗に「パス・マックス」というのはパスした手の中で最大で,つまりほぼインビテーショナルな手で,いまでも単にそれを示すた . . . 本文を読む
暑い中,林著も第4章「2オーバー1レスポンスの後の展開」Ⅱ「オープナーのリビッド」まで読み進みました.2/1FGシステムで覚えなければならないのは,1にFNT,2にメジャー・レイズ.3,4が無くて5に2/1レスポンスの後.だと思いますが,その見方からすれば,ここまでで林著とハーディの基本的相違は十分明らかにされたと思います.(一つのビッディング・システムを理解するにはメジャー・[オープン~]レイズ . . . 本文を読む
グッド・(リミット・)レイズの中に3枚ちょうどのSUPPでショートネスが有るケース(②)を混ぜ入れることは、従来4+枚SUPPに限られていたSPL(スプリンター・ビッド)を、1.3枚SUPPの場合に拡大し、しかも2.〝隠し〟SPLにしたものと見ることができる。3.上級ではこれにMatheアスキング・ビッドを使うことで、在来の4枚SUPPの〝隠し〟SPL同様、必要に応じて正確にショートネスの種類とス . . . 本文を読む
今回のテーマの①4枚SUPP(サポート)と②3枚SUPP&ショートネスを一緒にしたグッド・レイズに満足できない人には,つぎの改良方法が用意されて居ます.1♡(♠) - 3♡(♠)の代わりに,同じ意味で1♡(♠) - 3♣とビッドする.これに対してオープナーが3♢とリレーするのが表題のマセ・アスキン . . . 本文を読む
LoTTの再発見以後、3枚ちょうどと4枚以上のサポートを区別することはレイズ・システムの基本になった。ハーディの緑本は明らかにここが完全でないように見える。では上級用の紫本ではどうか?ハーディは意外な結論を用意して居ました.このブログの読者には,バーゲン・レイズに精通されて居られる方もありますが,あなただったらどうされるか,頭の体操をしてみて下さい.「バーゲン・レイズに戻す . . . 本文を読む
つくばサイエンティフィックは緑本のMax Hardy/ Standard Bridge Bidding for The 21st Century (2000) で収まるものは、出来る限りそうして来ました。これを基本に選んだのは、ほぼ完全に、具体的に書かれている入門から中級まで(←つくばサイエンティフィックが基本的に対象にしているレベル。)のシステムとしては、体系の専門家の目から見て知的な . . . 本文を読む
Ⅱ.アメリカのプレイヤーはどう反応しているでしょうか?ハーディ(2000緑本、2002紫本)に全面的に移行するに当たって、或る程度ネット上でリサーチしたことが有ります。一例を上げると、2007年或るアメリカのサイトで中(~上?)級者6,7人が議論していました。2人は、(ハーディ・スタイルに限らず)SUPPが3枚か4枚かを正確に区別する思想に疑問を出している。2人は、ハーディが②をグッド・レイズに含 . . . 本文を読む
ハーディ-つくばサイエンティフィックでは、グッド・(リミット・)レイズとして、常識的な①4+枚SUPP 9+~12-HCPに加えて、②3枚丁度SUPPでショートネスが有る9+~12-HCPを含めています。これは、いうまでもなくハーディの緑本: Standard Bridge Bidding for The 21st Century (2000)の通りです。Ⅰ. T.リースのプレシジョンとの比較以前 . . . 本文を読む