本場の人達でさえも「びっくり」するルールとは,本ブログでは問題3として取り上げた,「伏せたカードを見る」ことの可否についてでした.つまりこのルールは,ブリッジ・プレイヤーで有る以前にカードゲーム・プレイヤーで有った者の常識ないし作法や美意識や倫理観には本来合わないものです.
私はふとプレイしていて,もしかしたらこの人達にブリッジを教えた教師が,このルールを正確に知っていて,むしろ一度伏せたカード . . . 本文を読む
チーム力の尺度である4人分のSPと,夏季の成績を照合してみます.チーム番号では分かりにくいので,キャプテンのイニシャルで表します.
VP計 チーム 平均SP 上位4人 増加分
115 YZ(山崎) 136 175 (39)
99 N(野) 464 543 (79)
92 I(五) 148 205 (57)
86 S(芝) 196 283 . . . 本文を読む
ボン・ジョルノ どうしても規則だけでなく,東京界隈のトレンドが分からないことには何かと不自由なアラートの現在の扱い方を調べているときに,表題のようなページに出会いました.
http://yoko.saito.jp/bridge-laws.html
はじめはJCBLブリテンからの転載かと思いましたが,そういったクレディットはついていない.もしかしたらこっちが元で,後でブリテンに載ったようなことが . . . 本文を読む
Win-Loss法は
6~8ボードのショート・ラウンドごとに勝ち,引分け,負けを 1-1/2-0
にすることで良いのですが,
ACBL方式では,もうちょっと細かく刻んで,
1~2IMP差は3/4-1/4にする.
私の好みとしてはこっちがちょっとお洒落でいいような気がします.
ちなみに秋分の日には,私の推計では,こういう僅差のラウンド(6ボード)はどこにも無かったようです.
IMPリ . . . 本文を読む
問題5(アラート)の答え
(ア)アラートしなければならない.
これは現行のアラート・チャートにわざわざ明記されているので,ルール上の曖昧さはありません.(たとえば青表紙の2009年度版JCBLハンドブックのアラート規定で「スーツ・オープン」のf項)
趣旨は,出題のところに書いたことに有るでしょう.そして,こういうビッドをする人は,かなりの上級者でしょう.
フツーのプレイヤーは知らなくても「 . . . 本文を読む
掲示板に載せた秋分の日の3チームによるトライアングル戦の順位は,単純なWin-Loss法によって居ます.
いうまでもなくラウンドごとに勝ち,引分け,負けを 1-1/2-0として累計する.
(同点のときはIMP得失点差で上のチームが勝ち.それも同じなら直接対戦で勝ったほうが上.これはVPでも同じ.)
では,この日の試合がIMPリーグの一つの試合で有ったとすれば,VPはどうなっていたでしょうか? . . . 本文を読む
問題5. アラート
1D - 1NT
あなたの1Dオープンに対してパートナーが1NTのレスポンスをしました.この人とは以前から何度も組む機会が有って,Sを4枚隠し持っている可能性が有ります.あなたは,
(ア)アラートしなければならない.
(イ)アラートしなくともよい.
(ウ)アラートしてはならない.
〔ヒント〕もしあなた方のNTコントラクトになった場合,ディフェンス側がデクレアラーのSが3 . . . 本文を読む
間違ってEの手を掲載して居りました.またビッドの上のNSを逆に書いていました.お詫びして訂正します. もとのハンド・レコードの向きが間違えて記載されていたためです.
1.
つくばのウィークリー(9/19朝,ゆかりの森)で起こったことからです.
N-Sバル
ディーラーN
Nのあなたは次の手を持っていました.
8765
KJ86
108
. . . 本文を読む
芝田チーム(平均SP=49.ライフマスター以上2人)は,7月終了時まで4勝2敗で,首位を争っていて,エースの芝田-長島ペアを欠いた最終戦の直接対戦で,15-15の引き分けでも,101対100で山崎チームを抑えて優勝するところだったが,零敗してしまい,4位に転落した.
同点の5位の一方は山田チーム(平均SP=46.ライフマスター3人).3勝3敗で82VP.エース格の矢沢氏が一回しか出ていないことが . . . 本文を読む
標記リーグ戦が掲示板に掲載したような結果で終わった.今季は,世話人の賢明な判断で,リーグ戦の本来の在り方に基づいた自由なチーム編成がなされた上に,7チーム42人参加という過去最大規模になった点で,画期的であった.
前々季優勝チームは自発的に解散したが,空前の女性ドリーム・チームが出現した.一方で一部のチームは初級者を参加させた.これらを含め,従来以上に興味深いシーズンだったと思う.
最終戦で2 . . . 本文を読む
問題4の答え
(オ)
他は禁止されていない.
なお,
①以前書いたように,(ウ)はアメリカ,カナダの立場であり,JCBLもそれに追随しているが,規定上は,「管轄団体」に任されている.
②つまり(ウ)は,日本国内では基本的に合法であるが,パートナー間での不当な情報伝達とされることが有りうる. . . . 本文を読む
問題3(3)の答え
どちらも間違い.次のトリックに入ったら,以前のトリックの自分のカードを見ることはできない.この行為は,ブリッジというゲームの「根幹を冒す」という意味では,試験のカンニングと同じ. . . . 本文を読む
問題4. リボークの注意
次の組み合わせの内で,一つのトリックをプレイしている途中で,他のプレイヤーが,ラフしたり,棄て札をした際に,リボークしていないかどうか尋ねることが禁止されているものを選んでください.
(ア)デクレアラーがディフェンダーに
(イ)ディフェンダーがデクレアラーに
(ウ)ディフェンダー同士
(エ)ダミーがデクレアラーに
(オ)ダミーがデフェンダーに
[ヒント] リボークを . . . 本文を読む
連盟のカードは,4色セットで2200円.24ボード分で13200円のところ会員割引で11880円.ボード代と合わせて,17496円.ま,24ボードで17500円と頭に入れて置きましょう.
実は,さすがにクラブなので,先日25ボードのセッションがありました.日立と重なったので6ペアで5ラウンド.4ボードでも良かったところだけれども,折角だから落ち着いて5ボードずつやろうという希望があり,そうなりま . . . 本文を読む
問題3の答え.
(1)許されない.
(2)許される.ただししばしばやるのはカッコ良いわけない.
(出題→知らなくても怖くないルールの知識(3)9月13日)
問題3の続き.
(3)リードが入ったディフェンダーが,考えながら,自分が直前に勝ったカードを見ました.次のうちで正解は?
(ア)構わない.
(イ)昔は良かったが,遅くも,オープニング・リード前にビッディング・カードに触ることが禁止さ . . . 本文を読む