向う岸

そうはいくか。

小説 桐野夏生『バラカ』

2017-03-05 22:46:05 | 本・漫画

Amazon.co.jp 桐野夏生『バラカ』


震災と原発事故で東日本は荒廃し、国家による
情報統制が行き届いたディストピア日本が舞台。

甲状腺がんを患った少女、バラカは原発推進派と
反原発派のシンボルとして両陣営が奪い合う。
マクガフィンというやつ。


川島という人の皮を被った悪魔の所業が強烈だった。
当初の構想とは大分違ったものになったように見える。