『落 δ ぎゃら 17』

『落 δ ぎゃら 17(オチギャラ Seven-teenth)』。ちょっと気になったことを落書きに残していきます。

採用面接の心構え

2018年01月30日 22時41分08秒 | Weblog

最近、新卒採用の面接官をする機会がしばしばあるのですが、個人的に注意してみているポイントがあります。

それは、自分の言葉で話しているか、です。

 

私の勤めている会社は大企業というわけではないのですが、

医薬医療業界ということもあり、ある程度希望する職種や将来を考えてくる方が多いように思います。

 

とても緊張しているなぁ、と見ていて伝わってくる方もたくさんいますが、

事前に自己分析、他己分析、企業研究などいろいろな準備をしてきたことが話の中で感じられるとそれだけでも「面接に来てくれてありがとう」という気持ちになります。

 

私の立場としては、その人、個人の価値観や方向性が会社の求める方向性とマッチするのか、とか

向き不向きを考えて、戦力になってくれそうな人か、というところも当然見るのですが、

その人の「人となり」や「素顔」の部分を知りたいというところが大きいです。

 

事前に準備してきたストーリーをきれいに語れるより、こちらの問いかけに対して真摯に回答をしようとしてくれているか、

それが自分の思いや思考の結果から紡ぎだされてきた言葉なのか、というところを大事にして判断します。

 

ちゃんと自分の言葉で話しをするためには、自分が何を大事にしているのか、

何が苦手なのか、どのように成長したいのか、など自分の心をしっかりと見つめ、理解しておく必要があります。

 

どんな人が苦手なのか、なんで苦手なのか、

どんな挫折があったのか、今はその時のことをどう思っているのか、

何がうれしいと感じることなのか、なぜうれしいのか、

 

日常の中で起こっている感情、感覚を振り返ってみるのがよいかのではないでしょうか。

 

一緒に働く仲間として迎え入れるためのハードルはできるだけ下げておきたい、

そのためにも、その人の本当の姿を垣間見れないかな、という感じです。

 

緊張しすぎてうまく言葉が出てこないこともあるでしょうし、

就職活動の中で考えが変わっていくとこ、新たに気づくこともあると思いますが、

そうした経験自体も振り返ると貴重な経験になりますので、考えすぎずに行動し、自分の納得できる就職活動をしていってほしいです。

 

面接官だって、実は少し緊張しているんです。

 

そう思ったら、ちょっとリラックスして面接に臨めるでしょう?

 


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