クンバカ日誌

2013年10月05日 01時35分26秒 | 日記
仕事が忙しくなる事が早々に確定しておりどうなる事かと思った今週だったけど
何とか捌き切れたしブログも申し訳程度には更新できたから良しとしときましょう。
かように肉体的にお疲れ気味だったから仕事帰りに腹を満たす為だけに吉野家に行き
牛丼を注文すると対面の席に座っていたおじさんが牛皿をつまみにビールを飲んでいる
事に気が付いてしまい、若干うえぇってなってしまう。俺は酒が極端に弱くいかにも
飲みそうな顔とか勝手にレッテル貼られてさんざっぱら嫌な思いしたから嫌いなんだけど
中でも特にビールは味からして駄目で飲みの席で強要される事も多いからハタ目から見ると
過剰な位に拒絶反応を示してしまう事も多々あり・・・人前では極力態度に出さないけど
独りでいるとテレビで飲み会の映像流れたらチャンネル変えてしまうような大人げない
人間だから正直な所、対面のおじさんを見てイヤなもん見せるなとか思ってしまった。
嗚呼しかしこういう事を思う度に心のどこかで俺も酒が飲めたらどんなに良かったかと
羨ましいと思う気持ちが心の奥底から沸いてくるのもまた事実でもあるのだよなあ。
とかく飲食店は酒が楽しく飲める事が前提となっているし親しい人と食事をする時に
酒の楽しさを共有できない事がはがゆいもどかしい、こんな自分の性分がうとましい。
ピアノは弾けなくてもいいけどもしも酒が飲めたなら俺が注文したショボイ牛丼も酒の力で
割増し美味しく食べられたのだろうか。酒が飲める代償として今より胴長短足になっても
馬鹿になっても髪の毛の量が多少減ったとしても構わない。ピアノも弾けなくても構わない。
ただ・・・もしも酒が飲めたなら人を愛した喜びや心が通わぬ悲しみや抑えきれない情熱を
対面のおじさんと通わせる事が出来たのだろうか。仮に今日が雨降る日なら雨ふる日の様に
風吹く夜なら風の様に晴れた朝であったら晴れやかに・・・酒が飲めたなら伝えられたろうか。
だけど僕は酒が飲めず(ちゅーか仮に飲んだら飲酒運転ですから、ええ)君に伝える術もなく
心が半開きのまま牛丼を食べ終えたのであった。牛丼は残さなかったけど伝える言葉が残される。
嗚呼、嗚呼、残される。


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