(写真は仮の裏カバー表紙です。出版は夏頃の予定)
【初校・再校】
東国の山で見た石神石仏の本を製作中です。
2月に北海道・東北の初稿が出ると、校正と写真の照合で忙しくなりました。しかし集中力が続かず、作業はなかなか進みません。3月には関東と中部の初稿も出て、本の概要が見えてきました。こうなると一日も早い出版につなげるため、体調と相談しながら校正をすすめ、3月中旬に終わらせました。
この間山渓の編集担当者とのやりとりはメールで、どうしても対面での打ち合わせが必要なときは私の体調を気遣って、自宅まできていただくこともありました。
ここで困ったのが写真の再提出。カラー本は写真の鮮明さが必修で、山渓の出版は写真の美しさが特徴ですから、素人写真の私の手元にはそのような写真はありません。
そうこうしているうちに4月に再校が出て、出版社がある東京へも行けなくなり自宅での打ち合わせ。これには編集者からの、山名から登山口をはじめ神仏名、参考文献の確認、誤字・脱字ほか表記不統一の修正などことこまかに指摘され、この確認には時間がかかり、5月になっても作業中です。原稿を書き始めるときに、表記の統一を考えないまま作文を進めたのが失敗でした。それにしても編集者の子細にわたるチェックの凄さには驚くばかりです。