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松長有慶ー曼荼羅の世界

2017年09月23日 | 人生訓

曼荼羅は、多面的な価値観の象徴なんですね。

 21世紀のいまの社会は、何かにつけて

一元的な価値観が最優先されます。

グローバリゼーションというのは、まさにそれでしょう。

 

邪魔者は切り捨てろと言わんばかりに、一つの目標に一目散に

突き進んでいるわけですが、

曼荼羅の世界観はその真逆です。

 

欠陥品や余計なもの、邪魔なものを集めてきて、

一つの社会をつくる。

 

一つひとつを見れば欠点が多くても全体を支える

掛け替えのない分担者であり、

それらが集まって完璧な全体をつくり上げる、

というのが曼荼羅の世界です。

 この考え方は、人間一人ひとりのよさを生かし、

理想の世の中をつくる上では

非常に大事な思想だと思います。

 

 

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