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宮部みゆき【パーフェクト・ブルー】

2007年02月20日 | ◇レビュー◇
ネタバレ注意!!!ネタバレ注意!!!ネタバレ注意!!!ネタバレ注意!!!

『高校野球界のスーパースターが全身にガソリンをかけられ、焼き殺されるというショッキングな事件が起こった。
 俺―――元警察犬のマサは、現在の飼い主、蓮見探偵事務所の調査員、加代子と共に落ちこぼれの少年、諸岡進也を探し当て、自宅に帰る途中、その現場に遭遇する。
 犬の一人称という斬新なスタイルで、社会的なテーマを描く、爽快な読後感の長編デビュー作。』

評価→★★☆☆☆ 普通(*´ω`)

◇感想◇
元警察犬・マサが語っているという、カワイイ演出。
犬のくせに肝心な部分を隠しながら語っていたり、なかなかやりよる(`・ω・´)

タイトルでもある、パーフェクト・ブルー。
実際にはない色なんですが、頭から離れないです。この色。
綺麗で美しくて、悲しい色。
この作品にもピッタリで、すごく印象的。

兄弟の中の良さがよかった。
進也は頭が良くてありえないくらいいいコだし、克彦は完璧すぎる。
なのにね・・・(´・ω・`)

すっっっっっごい悲しい残酷な事件のはずなのに、ザックリならずにサラリと読めます。
チョビチョビ入る、マサの思いとかがカワイイ(*´ω`)