「北斗の拳」の原哲夫がおくる「森の戦士ボノロン」。その編集部による公式ブログ。イベントなど最新情報をあますことなく公開!

『タスムン通信』 こちらボノロン編集部!

6月は環境のおはなし『テジンじいさんとゾウの巻』だよ!

こんにちは!さおりんです。

ポラメル6月号の配布がはじまりましたよ~!
『テジンじいさんとゾウの巻』です。



ボノロンめずらしくねそべってます。
なんだかゆっくりとした時間が流れていそう!
そう思えるのは、のったり・のんびりとした動物
ゾウさんがいるからですかね。。

そうです、今回はゾウと人間の絆を描いたお話なんです。



むかしむかし――――
イチジクの巨木がある村にテジンじいさんと、
孫のラムがくらしていました。

テジンじいさんは巨木の下でラムに
ある思い出話をはじめました。
それは、なつかしい、大切な友だちのこと…

テジンじいさんは若いころ、
おおあらしのために川に取り残された
小さな子ゾウを助けたことがありました。

むれからはぐれた子ゾウをポーと名付け、
毎日いっしょに過ごすようになります。



ひとりぼっちだったふたりは
やがて大切な友だちになったのです。

ところが、ある危機がふたりをおそいました。
あらしのせいで、村や森から食べ物がへり、
村の人々は森の動物のせいだと言って
動物をおいだそうとしていました。

テジンは、あわててポーを守ろうとしますが…。
そこへ、ボノロンがあらわれます。



頭がよく、とっても記憶力がいいゾウ。
むかしから、人間とのつながりも深く
生活を助けてくれる大事な仲間です。

でも近年、アジアゾウが絶滅の危機に
ひんしていると知っていましたか?
森林伐採や密猟のために数が減っていると
いわれています。

6月は環境省がさだめた「環境月間」ですね。
身近で大切な、地球の友だちに目を向けてもらいたい、
そんな気持ちをこめて、このお話を届けます。

編集部がある東京吉祥寺にも
井の頭自然文化園にゾウの「はな子」がいました。
日本で飼育されたゾウの中で一番の長生き。
6月号が完成する少し前、5月26日に69歳で
永眠されたというニュースが流れました。
近いタイミングで、ふしぎなご縁を感じています。

はな子、どうぞ安らかに眠ってください。
ボノロンがそのお手伝いをしてくれているかな…


スマホからも読めるようになったWEB読み聞かせ、
毎回聞いてくれていますか?
今回はアニメ・映画・ナレーションなどなどで
ひっぱりだこ!たくさんの声色をあやつる
山寺宏一さんが担当です!



お話がぐんと感動的に、動画的に聞こえますよ♪
こちらもどうかお忘れなく!!
WEB読み聞かせはこちらから!



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