凡暮円暮

フランス西南部在住の主夫。「専業」から「兼業」に匍匐前進で移行中。

二万語

2010-02-21 16:30:44 | フランスまたは言葉について
二万語。
どうもこの辺が目安らしい。

最近、日本の知人が長女に小学生向け辞書を送ってくれました。
日本では小学生の間で辞書を引く学習が盛り上がっているそうです。
低学年からどんどん引かせるそうです。

国語辞書が小学生に大ブーム(産經新聞)

長女は7歳で、やはり色々な言葉の意味を知りたい時期です。
「どういう意味?」と聞かれて説明するのも簡単ではない。
辞書を引いてくれるようになれば確かに助かります。

日本でもフランスでも小学生向けの辞書を買うと
収録されている言葉の数は20000~25000語。

ん~・・・
二万語かぁ・・・



小学生向けと言えどなめてはいけない。
手元にある「チャレンジ小学国語辞典」をちょっと開いてみます。
例えば「衆人環視」なんて言葉がある。
音だけ聴くと「囚人」を「監視」するような気がする。

定義「多くの人がまわりで見ていること。」
例文「衆人環視の中で見事なわざを見せる。」

む~、丁度いま、冬季オリンピックが開催されていますが、
ニュースで上記の例文のように使われるのだろうか・・・

他に「渋面」→機嫌の悪そうな、苦々しい顔つき。しかめっ面。
この二語は正直、使ったり聞いたり、どこかで読んだりした記憶はない。

さらに「十人並み」「十年一日」「鳥媒花」・・・
なかなかのボキャブラリーである。
「前野良沢」という人名も。
杉田玄白と共に「解体新書」を翻訳した人だそうです。
存じ上げておりませんでした(汗)。

大人でも微妙な部分があるとは言え大半は確かに、
知っておいた方がいい言葉ではあります。

そしてある意味、言葉を満足に使える、という目安になるのが
二万語!!



なのかなぁ、と思いました。

僕のフランス語の語彙はどれくらいなんだろうか・・・
二万語という自信はない。
今度しらべてみます。
とりあえず小学生辞書を目標にやっていきたいと思います。