波紋のない水面

正しいと思えることが
間違ってて

間違いと思えることが
正しくなってしまう


不条理が周りを
治めていく


自分の中にある
真っ直ぐな線が歪んで
目の前が灰色に染まって
色んなことを信じれなくなります


だけどね
今、落ち込んでしまうと
立ち上がれなくなりそう

あなたの声が
とても聴きたい…けど
甘えてしまいそうで
耳を塞ぐんです


絶えず枯れない花に
自分の役割を


おやすみなさい
(ρ_-)ノ

透明人間

冬はあの煙突から
沢山の熱気が出て散ってたのに

暖かい季節は
見えないから
少し寂しいな

下弦

今日は綺麗な半月の夜


もしも
オオカミ男が満月じゃなくて

半月に恋をしたなら
理性が残ってたんじゃないかな？

そしたらさ
悲劇的な結末は避けれたかもしれないね

目指すなら？

もしも、
君に羽根があったら

どうする？

紅花栄

よくわかんないけど
異様に周りを感じる時がある
前を見てるハズなのに
３６０度が見えたり
聴こえないハズの空気の音や人の声

空が丸くゆっくり
自分を潰そうと降りてくる


がむしゃらに走ってる時
少しでも速度を落とすと
現れる不安の塊
飲み込まれないよう
潰されないよう
逃げてるのかも

本当は立ち止まって
向き合って
その塊を受け止めて
自分が飲み込まなきゃダメなのかもね

わかってるくせに
頑張ってる振りをして
逃げてるんだよ
誰も気付いてる
自分が一番理解してる


人間が嫌いな素振りをして
一番自分が嫌いで
偽善者のようでさ


ただ
前を見て歩む事が
こんなにも寂しい事だと

今さらながら
強くなりたいと
守るモノを欲しいと

弱さを受け入れて
背けないこと