シネマコミュニケーター高橋裕之のシネマ感

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ミックスミステリー「推理作家ポー/最期の5日間」

2019-03-09 08:03:32 | シネマ(洋画)


推理力オンリーの作品かと思いきや
前半は見事に「SAW」




中盤にかけては
「スリーピーホロウ」
「オペラ座の怪人」



後半は
「リミット」か
「Vフォー・ヴェンデッタ」を



感じさせる雰囲気。
でもラストでは
ピタッとエドガー・アラン・ポーで終幕。
(変換間違ったら
江戸川乱歩に、成りかねないミステリー発見!?)

エドガーアランポーの作品って
こんなに残酷だったのかと
気づかされたけど。

第一のトリックは
「モルグ街の殺人」
第二の殺人は
「落とし穴と振り子」
この原作の方が先だけど
あまりにも「SAW・?」
(何作目が忘れた。)と酷似
笑ってしまった。

アメリカ映画なのに
イギリス臭ムンムン…

全体に怪しい人物がいない。

誰が犯人か?

犯人がわかっても
びっきりもなしにそうなんや、と。

ジェームス・マクティーグ監督の
デビュー作「Vフォーヴェンデッタ」
やったんや…納得。

衣装デザインは
「ヴァン・ヘルシング」
「ブラザーズ・グリム」の
カルロ・ポッジョーリ…これも納得。

ジョン・キューザック以外
俳優はイギリス出身…なるへそ!!

さすが俺が観たくなる
キャスト&スタッフでした…これまた納得。

作品としてはしっかりしている。

推理作家ポー/最期の5日間の邦題が
作品の魅力を壊してる。

「推理作家ポー/最期の挑戦」だったら
どんなもんでしょう。

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クリエーター情報なし
有限会社フォワード

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