旅行、ときどき車弄り

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高回転型へ

2012年08月04日 | その他(旧マイカー)カスタマイズ履歴
<ギヤ比とトルクの関係>ギャランの計測は以前のブログの通りです。3速3000回転50km/hで既に40k以上のトルクが発生します。7000回転で約120km/h、4速では160km/hとなります。要するに通常の峠道では3速のままでシフト不要な訳です。(急コーナーは2速に落としますが)一気に回るので頻繁にレブリミッターに当ります。実質上2500~7000回転までが使い物になります。

32型スカイラインGT-Rの場合は2速で100km近く出ます。2-3速を多用しました。もちろん3速のままでも普通以上に走ります。

さてコペンですが、加速が強い部分は3000~5500回転まで、何とか回るのが7000回転です。事実上6000回転でシフトアップするしかありませんでした。

2速6000回転で約60km/h、3速へ入れると2000回転落ちて4000です。僅か2000回したら4速です。3速の守備範囲は40~80km/hでしかありません。その「守備範囲」自体も絶対的に細いトルクとなります。

スポーツカーでMTであれば高回転型エンジンが欲しい。とくに軽はギヤのカバー範囲が極端に狭くなってしまいます。乗り較べてみるとスイスポやFIT-RSは、良く出来ているのです。

<今回の目的>
静かなマフラーに替えたいのですが、このままでは更に遅くなってしまいます。とにかくMAX5500回転を上げることです。レッドゾーンは8500なのですが全く届きません。6000から上に加速感は存在しません。

<手段>
パワーハウスDTMの「シングルスクロール変換TYPE-B」+「触媒ハイフロー加工」を選びました。
キャンペーン期間中で工賃込み18万でした。エンジンのIN&OUT側を付け替えるので工賃が大きいのは仕方ありません。


◎ 3000~5500回転が鋭くなった。6000~7700辺りまで使えるようになった。3速で100km/h以上まで使えます。
○ 油温は同じで変らない。
△ 少し排気音が煩くなった。
× 5500~6000回転は谷間となった。2速で引っ張って3速へ入れても谷間に嵌ります。早めに3速へ入れても同じです。
× 3000回転以下のトルクは落ちた感じ。AT車には向かないでしょう。

パワーハウスDTMさんは、現地対応や施工後のTEL問い合わせも良く、遠方であることが惜しいお店でした。しかし・・・アラフォーなのに店員に「高野山の主」と自称する残念な客も。挨拶もできないコペン乗りです。軽スポーツ車の客はジムニー系の客より?な方が多いのです。

コペン標準の「軽でトルクが無い。ATのためのツインスクロール仕様」を高域で効率の良いシングルスクロールにした訳です。一昔前の軽自動車みたいになりました。

「街乗りを犠牲に、峠道を楽しく」です。

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