琴の音
冒頭にご丁寧に解説があったので(日本公開版だけ?)
物語は思ったよりも複雑には感じなかったけど、テンポがだるい。。。
特にお琴の演奏場面がむやみに長いよなぁ~。
周瑜〔トニー・レオン〕と妻:小喬〔リン・チーリン〕のラブシーンは要らないかも?
周瑜役のトニー・レオンと孔明役の金城武は最近『傷だらけの男たち』でも共演していたからか、
お互いに少し照れている感じがしてしまったのよね。。。
だけど、戦場の動向をじっと見つめる冷静さと時にお茶目さを併せ持つ孔明のつかみどころのない
軍師像は飄々とした雰囲気のある金城武が適役のような気がしました。
そして、武勇に優れ音楽に長け、友情に厚く愛妻家の周瑜の人徳のある完璧な
英雄像を艶やかに表現出来るのはトニー・レオンならではように私は感じます。
『ブエノスアイレス』でトニー・レオンと共演していたチャン・チェンは
『レッドクリフ』では孫権役をキリッとした鋭い眼差しで演じていますね。
作家性の強い監督の作品を選んでいたチャン・チェンが
こういう娯楽大作映画に出演というのは意外な気がしましたよ。
『レッドクリフ』は制作費が凄いわりには衣装に格調高さがないし、
甲冑もダサくてしょぼい。。。
建物・セット・調度品に豪勢さもない。
私の好みの作品で例えれば、
そういった美術面にこだわっていて、登場人物のキャラクター設定も明確な
韓国の歴史ドラマやチャン・イーモウ監督やチェン・カイコー監督の歴史映画のほうが
鮮やかさと悲哀(せつなさ)に満ちていてはるかに夢中になれるのよね。
まぁでも、うちわをつけてもまっすぐ羽ばたく姿勢の良いハトは
私的にツボでクスッと笑っちゃいましたよ。
(ハトに助演賞あげたいぐらい。^^ )
エンドクレジット後のPartⅡの予告は戦闘場面が
グレードアップしてスケール感ありそうだったので、
来年4月『レッドクリフ PartⅡ』観に行こうと思います☆
コメントありがとうございました。(*^-^*
陣形をヴィジュアル的に見せる事への
ジョン・ウー監督のこだわりが良い形としてスクリーンに表れていましたね。
>あのラブ・シーンは要らなかったと自分も思いました。最後のサッカーのシーン?もそうですが(笑)。
それらの場面の演出はご愛嬌なのかもしれないけど、やっぱり要らないですよね。(^-^ゞ
自記事を書いてから知ったのですが、陣形をヴィジュアル的に見せるというのは、ジョン・ウー監督がこの作品の中で最もしたかった事みたいですね。あれは圧巻でした。
唯、全体としてはやや冗長さを感じなかった訳でも無く、BC様がこちらで御指摘されている様に、あのラブ・シーンは要らなかったと自分も思いました。最後のサッカーのシーン?もそうですが(笑)。
コメントありがとうございました。(*^-^*
私的にはラブシーンは必要ないように感じたし、
お琴の場面は長さを感じてしまったかな。
私は『三国志』は読んだことないし、
『三国志』関連の映画やドラマも観たことないのでわからないけど、
“赤壁の戦い”を焦点に描き出そうとしているのがこの映画の特色なのでしょうね。
『クルーエル・インテンションズ』あらすじ読みました。
『クルーエル~』は3まで制作されているのですね。
面白そうですね☆
リーズ・ウィザースプーンは好きな女優さんなので、
機会があれば『クルーエル~』観ようかな。
それほど長さも感じなかったし。
しかしこれまで何度となく映像化されてきた「三国志」ですが、「赤壁の戦い」だけに絞って、これだけの時間を費やして描いた作品というのはあったのかなぁ???
>「危険な関係」
サラ・ミシェル・ゲラー、ライアン・フィリップ、リーズ・ウィザースプーンが出演した現代版の『クルーエル・インテンションズ』だけ観てます(笑)。
学園モノになってるのですが、キャスティングの故か、なかなか色っぽい作品になってました。
コメントありがとうございました。(*^-^*
ホント、周瑜〔トニー・レオン〕と小喬〔リン・チーリン〕のラブシーンは要らないですよね。。。
hideさんはチャン・イーモウ監督の映画がお好きなのですね。
私もチャン・イーモウ監督作は好きですよ。
地味なヒューマン物語から華やか史劇まで情緒や情感のある良い作品が多いですよね。
BCさんコメント&TB有難うございます
(^_^;)確かに周瑜〔トニー・レオン〕と小喬〔リン・チーリン〕のラブシーンは、hideは意外にシツコイ感じはしました(笑)
言われる通り、要らなかったかも知れません。
それから、どうも中国映画と言うとチャン・イーモウ監督と刷り込まれてるhideですが(笑)
チャン・イーモウなら許さないだろうなあ?と思える数人の緩いエキストラはご愛嬌でしょうね(^_^;)。
コメントありがとうございました。(*^-^*
韓国映画は特色がハッキリした作品が多いので、
私は韓国映画に関しては監督・俳優・女優で選んで観る事が多いから、
それ程幅広くは観ていないかな。
『太王四神記』はCGを取り入れたファンタジー色の強い史劇ドラマなので
見る人によって好み(意見)が分かれてしまうのですが
映画『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズがお好きならばオススメですよ☆
皆さんに同じく、第二作が楽しみです。
コメントありがとうです。(*^-^*
ホント、ラブラブな仲睦ましい夫婦でしたね。
『レッドクリフ』って結局は愛の物語なのかな?
まあ、敵の司令官が奥さんを横取りしようとしてる・・・って筋なので、
夫婦は仲良くしてないと、裂きがいがないので、
思いっきり、ラブラブだったんでしょうね。
トラックバック&コメントありがとうございました。(*^-^*
『レッドクリフ』は三国志を知っているか?知っていないか?で反応は変わってくるでしょうね。
私は歴史小説を読まないので三国志のあらすじすら知らなかったけど、
『レッドクリフ』は娯楽作品として仕上がっていたから気軽に観る事が出来ました。
冒頭の解説は映画ブロガーさん達の意見を拝見していると賛否両論あるようですが、
映画通の観客が主なミニシアター映画でここまで解説してしまうとやりすぎだとは思いますが、
こういうメジャーな大作映画は普段映画を観慣れていない観客も少なからずいると思う。
日本人にとって三国志は他のアジアの国の人と比較すると浸透していない、
ましてや歴史モノというデメリットを考慮し、
老若男女万人受けを目指さないと採算(大ヒット)は見込めないでしょうし。
この作品の場合は別に良いのでは?と私はおおらかに受けとめました。
この解説があったからこそ、物語を理解しやすくなった観客もいるし。
(私はそうでした。^^)
私もPartⅡが待ち遠しいです☆
世間は思っていたほど三国志についてあまり知らない人が多いみたいですね。
まあこの壮大なテーマの宿命上、事前に観る人を玄人と素人に分けてしまうのは、もう仕方の無いこと。
三国志を知っていて、自分のイメージを持ってる玄人には大方不満だったでしょうし、予備知識くらいしかない、それすらない素人には大満足、といったところでしょう。
ちなみに私は後者で、あらすじは知っているが、細かいことまでは知らないし、でもそれなりに楽しめました。
来年のPart2が楽しみです。
トラックバック&コメントありがとうです。(*^-^*
>やっぱり解説は日本版だけですかねえ。
日本語だったし、多分そうだろうね。
私的には、ジョン・ウーはハリウッド進出前の
哀愁に満ちた男の美学?を描く映画を撮っていたの頃のほうが好きだったな。(^-^ゞ
金城武の孔明は動きのない役だけど、良い意味でおっとりとした存在感はあったよね。
私もPartⅡ楽しみです☆
コメントおおきにです。(*^-^*
>BCさんは、チャン・チェンが特に好印象でしたか♪
うん、心がときめきました。(*^-^*
元々、ミニシアター映画でチャン・チェンは度々拝見していて、
目ヂカラのある俳優さんだと思っていました。
『レッドクリフ』はスケール感を味わいたかったので、
大阪で一番大きいスクリーンで観たからか
まるで世の全てを射抜くような彼の鋭い眼差しがインパクトあってドキッとしました。
孫権は苦悩している役柄ではあったけど、
弱々しくなくて内に信念を秘めていそうな感じが印象深かったです。
>戦闘映画なら、そのあたりもうちょっときっちりしてほしかったなあ(人民解放軍が協力したらしいですが)。
人民解放軍が協力していたのですね。
>でも当時の寄せ集め軍隊だといえば、逆にリアリティがあったりして(笑)。
まっ、戦乱の中だと統率とれていないほうが自然なのかも?^^
PartⅡではハトの活躍も楽しみです☆
やっぱり解説は日本版だけですかねえ。
金城武の孔明は適役でしたよね。
ジョン・ウーものは好きなので大満足でした。
ちと長いのが気になったけどね。
Part2が楽しみです!
BCさんは、チャン・チェンが特に好印象でしたか♪
周喩や孔明が注目されるのは当然ながら、
孫権は、父や兄に比べて派手な武勇に欠けるとはいえ、しっかり国を統治していて、
実は内なるものを秘めているという渋い役どころだと思います。
刀で机の角を切り落とすシーンは、
子供向けの三国志にも出てくるほど(笑)有名な
エピソードなのですが、
チャン・チェンの鋭い眼差しから、その決意がしっかりと伝わってきました。かっこよかったですよね。
>韓国の歴史ドラマやチャン・イーモウ監督やチェン・カイコー監督の歴史映画のほうが
鮮やかさと悲哀(せつなさ)に満ちていてはるかに夢中になれるのよね。
「三国志」は国を取ろうと戦う男たちの物語で、時の朝廷も出てきますが、おまけみたいなもので(苦笑)。
これは好みですから、仕方ないですよね♪
娯楽アクションとしては楽しめましたが、
大量のエキストラのとき、
統率がとれていないところが目に付いたので、
戦闘映画なら、そのあたりもうちょっときっちりしてほしかったなあ(人民解放軍が協力したらしいですが)。
でも当時の寄せ集め軍隊だといえば、逆にリアリティがあったりして(笑)。
>鳩
孔明がブリーダーだったとはー(笑)。
トラックバック&コメントありがとうございました。(*^-^*
確かに、呉宇森名義ならばもっと男臭さを前面に出しても良かった気もしますね。
やはり、トニー・レオン、金城武、チャン・チェンという
おとなしいタイプの俳優をメインに起用していたからか
サラッとしすぎている感じはしましたね。
コメントありがとうございました。(*^-^*
私も三国志初心者なので、冒頭の解説はわかりやすかったです。
日本人にとって三国志は他のアジアの国の人と比較すると馴染み薄いような気がするので、
冒頭の解説は歴史が苦手な人でも物語が理解しやすくなるでしょうね。
お琴の場面はお互いの様子見だったんだろうけど、
間延びしすぎていましたね。。。
PartⅡの予告を観てワクワクしました。
PartⅡのほうがスリルと迫力がありそうですね。
来年4月のPartⅡ公開が楽しみです☆
『男たちの挽歌』の時のような血と汗と湿気が混ざったような臭さは味わいたいものです。
ネネさんはメジャーな映画がお好きなのですね♪
私はどんなに忙しい時でも週に1本は映画を観に行く体質?になってしまいました。。。
近年は1年に80~100本のペースで劇場映画鑑賞しています。
『レッドクリフ』も船団が登場しますよ。
『レッドクリフ』は歴史作品の堅さがなく、
娯楽作品として仕上がっているので観やすいかと思います。
戦闘場面が見どころなのでアクション映画がお好きならば楽しめると思いますよ。
だけど、私は戦闘場面に情感(哀愁)のある『太王四神記』のほうが好きです。
『スキャンダル』の元になった『危険な関係』は
フランスの作家コデルロス・ド・ラクロの小説を元に1959年にフランスで映画化され、
1988年にはアメリカで映画化されています。
ネネさんがご覧になったのはアメリカ版なのですね。
私はアメリカ版未見でフランス版はビデオで観ていました。
映画『スキャンダル』はドラマ『冬のソナタ』の次だったので、
ヨンジュンさんの周囲(スタッフ)は反対する意見が多くて彼自身悩んだけど、
『スキャンダル』のシナリオが抜群に面白かったのでどうしても出演したいと思い
自ら監督に電話して会いに行ったそうです。
監督はヨンジュンさんが韓服似合うかどうかわからなかったので、
試しに韓服の衣装合わせをしたらとても似合っていたのでキャスティングしたそうです。
相手役の女優さんはもっとふくよかな感じの人のほうが良かったでしょうね。
でも、ドヨンさんとヨンジュンさんは三回目の共演だったので演技も合わせやすかっただろうし、
映画初出演のヨンジュンさんにとっては心強かったようにも思います。
ドヨンさんはその後、演技力に磨きがかかり
『シークレット・サンシャイン』でカンヌ主演女優賞を受賞して大成しましたね。
TBに加え、コメントもありがとうございました。
>冒頭にご丁寧に解説があったので(日本公開版だけ?)
日本語版だけですよね。
でも、それがあったからこそ、
初めて触れる方でも理解出来たと思います。
私はそうでした。
>特にお琴の演奏場面がむやみに長いよなぁ~。
たしかに長かったと思います。
琴で腹の探り合いをしていたようですが・・・。
とりあえず、パート2の方がさらに迫力がありそうでしたね。
公開が非常に楽しみです。
テレビの予告編を見ると太王四神記に出てくる商船の様な船が出てくるような・・
私はメジャーな映画はチェックしようかなと思うミーハーな映画大好き人間です。
今年も両手以上の映画を見ています。
ヨンジュンファンになって韓国映画「スキャンダル」
を今頃見ました。
マルコビィッチの「危険な関係」はDVDで見たこと
ありますが、これのリメイク版ですよね。
タムドク様にハマった私としては、別人でしたね
初主演映画にこれを選んだヨンジュンさんに役者魂を感じました
相手役のドヨンさんがもっと肉感的だったらもっと
エロチックな映画になったのにと・・
音楽も独特で映像も美しく見ごたえのある映画でした。
御免なさい~~「レットクリフ」から話題がそれました