さて、話題は、日本文化に飛びます。ここは避けず書かなくてはならない気がします。ずばり日本文化の最大の特徴を言うと、『太陽を中心とした多様性』を表現しているところだと考えています。なぜこんなにも異質なものをなにからなにまで複合的に統合してしまえるのか?海外の人たちは日本文化のわけのわからなさに目を回します。やはり、その起源を探ると象徴的にはおそらく、大和時代の国家樹立の時期だと思えます。今から約1330年前ですかね。当時は天武天皇の時代で、ここが今の日本国家が形成される上で、二番目に大きなターニングポイントだった、と言えるかもしれません。親しい歴史専門家の方の言葉ですが、【初代天皇・神武天皇と天武天皇の「武」という文字の意味は、本来、「統合」を表現するものであって、今、伝えられている侍の武士道とは、大きく違い、武士道は日本の心でも精神でもなく、相当に歪んでしまっている。それを日本の心だと伝えている指導者も多いし、それを信じてしまっている人が多いのは残念だ。】。これはテレビドラマ時代のひとつの弊害かもしれません。美しい侍の話が一杯ですからね。人は目の前の美に目隠しされて、事実が見えなくなるときがありますね。
さて話を戻すと、我らが住む地球は太陽系の第三惑星です。太陽系は、いくつもの惑星によって機能していますが、質量的には、太陽が大半(大部分)で、「太陽系は太陽そのものと言っても良い。」と知り合いの環境専門家が話していたのが印象的に記憶に残っています。極論を言うと、地球は太陽圏であり、太陽そのものと言っても過言ではなく、言うまでもなく、地球のすべてが太陽を中心に巡回しているのです。もちろん、地球に住むすべての存在たちも太陽を中心に回っています。この天体観察を基本にした日本文化の起源を探ると、航海術に長けた海洋民族に行き着きます。彼らは航海のために天文学、数学、方位学などが実に高いレベルに到達しています。宇宙に対しての観測・観察力も驚くほど高いレベルに達しています。
当時のこの海洋民族たちは、この惑星を含む他の惑星も太陽を中心に、軌道が形成されていることを観測していたようです。ここが日本文化の基底にあり、この宇宙観が全国の神社の連合体にも、「それぞれが別物でありつつ、ひとつを成す雛形」になって残されていますね。天照大御神を中心とした八百万の神々の世界観。相手を征服せずに、その相手を「神々」と祀り統合していく世界観・宇宙観。これは、古事記などの神話にも現れている大原則です。この点は、日本の最大の特徴で他の国には無いところですが、今こそ、新しい神話をもとに世界レベルで様々な他者多様な異質なものを再統合していく時が来ている気がします。国連の機能にも、日本文化・特有の概念が必要になってきていると感じます。
さて話を戻すと、我らが住む地球は太陽系の第三惑星です。太陽系は、いくつもの惑星によって機能していますが、質量的には、太陽が大半(大部分)で、「太陽系は太陽そのものと言っても良い。」と知り合いの環境専門家が話していたのが印象的に記憶に残っています。極論を言うと、地球は太陽圏であり、太陽そのものと言っても過言ではなく、言うまでもなく、地球のすべてが太陽を中心に巡回しているのです。もちろん、地球に住むすべての存在たちも太陽を中心に回っています。この天体観察を基本にした日本文化の起源を探ると、航海術に長けた海洋民族に行き着きます。彼らは航海のために天文学、数学、方位学などが実に高いレベルに到達しています。宇宙に対しての観測・観察力も驚くほど高いレベルに達しています。
当時のこの海洋民族たちは、この惑星を含む他の惑星も太陽を中心に、軌道が形成されていることを観測していたようです。ここが日本文化の基底にあり、この宇宙観が全国の神社の連合体にも、「それぞれが別物でありつつ、ひとつを成す雛形」になって残されていますね。天照大御神を中心とした八百万の神々の世界観。相手を征服せずに、その相手を「神々」と祀り統合していく世界観・宇宙観。これは、古事記などの神話にも現れている大原則です。この点は、日本の最大の特徴で他の国には無いところですが、今こそ、新しい神話をもとに世界レベルで様々な他者多様な異質なものを再統合していく時が来ている気がします。国連の機能にも、日本文化・特有の概念が必要になってきていると感じます。