前作から約3年ぶりの、Manicsの8作目の新作 『Send Away The Tigers』。
先日zumaさんの記事を読んで、聴こうと思う気持ちが強くなり、1曲目のさわりだけ試聴して即買いした。
それだけピンと来るものがあった。いやぁ・・・いい! とっても・・・。
私が大好きだった、初期のManicsらしさがあちこちににじみ出ていて嬉しくなった。
デビュー・アルバムで解散と言っていた若気のいたりは置いといて(笑)、今や本国UKでは誰もが愛する国民的バンドにまで大きくなったManics。
そんな貫禄ささえ感じる、素晴らしいアルバムだ。
昨年はJamesとNickyがそれぞれソロ・アルバムを出したりと個人的な活動が多かったが、いよいよバンドとして再始動という感じの勢いのある曲が並ぶ。
パイプ・オルガンの音色が鳴り響き、心地良いギターが絡むイントロで始まるアルバム・タイトル曲M-1 「Send Away The Tigers」。
壮大なサビ・メロや間奏のギターの音は、心くすぐらずにいられない。とてもカッコ良くて、気持ちを高揚させてくれる。
M-3 「Your Love Alone Is Not Enough」 は、The CardigansのNina Perssonとのコラボで、ドラマティックだがとっても可愛い曲だ。もちろん彼女の歌声が聴ける。
M-4 「Indian Summer」、M-5 「The Second Great Depression」 と、 私が大好きな3連リズムが続く。
イントロのギター・メロがとても英国らしさを奏でているM-7 「Autumnsong」 は、とてもドラマティックで、メロディ・ラインもとても美しく、歌い上げるJamesの歌の上手さに惚れ惚れする。
英国らしさと言えば、ダークでヘヴィなM-8 「I Am Just A Patsy」 にもそれを感じる。
M-10 「Winterlovers」 のコーラスはとても重厚で迫力があって、聴き応え十分。
クレジットではこの曲で終わりだが、最後にJohn Lennonの 「Working Class Hero」 のカヴァーがシークレット・トラックとして収録されている。
全体的にとてもドラマティックな楽曲が並び、耳障りの良い骨太いロックがガンガン鳴り響いてくる。
久しぶりに昔のアルバムも聴いてみたくなり、いちばん好きだった 『Gold Against The Soul』 を聴いたりしている。
これに収録されている 「Life Becoming A Landslide」 は、やはり今聴いてもとってもいい曲だ。
久しぶりにライヴも観てみたい気持ちになっているので、単独で是非ライヴをやって欲しい。
サマソニ大阪初日に行くのですがシンディー・ローパーと時間が重なるのです(涙)
M-3 「Your Love Alone Is Not Enough」 はいい曲ですね。カーディガンズも好きだし(笑)
マニックスが見れないとは残念! でもシンディ・ローパーは、次いつ見れるかわからないですもんね。
もしかしたら最後かも知れないし・・・。(笑)
The Fratellisは見ますか?
マニックスのこのアルバム、すごくいいですよ。是非聴いてみてください。
先日彼らのライヴ映像を見ましたが、「Your Love Alone Is Not Enough」はニーナが居なくても十分聞き応えありました。
約1時間ノーカットのライヴ映像なので、時間があったら見てみてください。ニッキーのミニ・スカート姿も見れます。(笑)
彼らのマイスペのブログからリンクされてます。