花園の2Fにいる。
秘密の花園。
人影も疎らな土曜日の夜。
黙々とボールを飛ばす人たちの割りに芝生には驚くほどのボールの数が日中の混雑をイメージさせる。
少し肌寒さを感じ窓を閉めてみたものの何の意味を成さない打ちっ放し場の構造にフッとため息交じりの笑いを封じグローブを着ける。
長いほど軽いというヘッドが付いた金属棒4本を指定の場所に立てかける。
まずはドライバーのグリップをゆっくりと左手小指から握ってゆく。
一昨年購入したテーラーメイドR-7。
シャフトだけでも4万くらいはするという店員のオススメ情報を絶大なる信頼で購入した一品だ。
現時点での最大の問題点である『まっすぐ飛ばないっ』っていう
極めてシンプル且つベーシックな問題。。
今日の一発目は・・・
曲がる。。
左にも右にも・・。
バースデープレゼントで頂いたプリペイドカードの残高1500まで打ち続けた。
分かった事。。
体力が無い。。。。。。
何か解りかけるという頃には既に腕が脱力感満載という事態。
人生うまく出来ている。
薄っすらとかいた汗が心地いい・・・
はずだが
悪寒に変わる予感・・・
『今日のところは帰ろう。。』
シニアプロへの挑戦は続く・・・・・。(シニアかよっ!)