栃木発「ちゃりあん」ブログ2

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栃木県民の日を記念して無料開放された「なかがわ水遊園」に今年も。 2016.6.12 その2

2016-06-17 22:55:43 | 大田原市(地域おこし)
なかがわ水遊園は大田原市にあります。


けれど、もともとは湯津上村にあたる場所に位置しています。


合併して大田原市になったはいいけれど



いまだに大田原市内という感覚が薄いのは正直なところ。



それは水遊園がどうのこうの、というわけではなく・・・やはり、ずっと隣町、という「文化の違い」を引きずってきたエリアだから。



しかし、いまは同じ「大田原市」の一角にある。


地元として


これを有効に活用しない理由はないのです。



本来ならば「有料施設」ですから、ちゃんと精算をして利用すべきだと思いますが


せっかく「栃木県民の日」を記念して「無料開放」されるのですから


その機会を逃すのはもったいない。


自由に出入りできるのなら、水遊園の「水族館以外の楽しみ」も味わうことができるのです。




「水遊園」という”水族館”という特性上、親子連れは多く、


なかなか地元だから誰でも足を運ぶ、という場所かと言えば


興味がない方にはあり得ない話。




それでも


大田原市にある施設である以上、もっと多くの方に知ってほしいものがたくさんあります。



「地域おこし」というテーマでは微妙に違うかもしれませんが



まずは「地元」を応援する。


大いに「アピール」して


大いに「活用」する。



地元の人間が、地元を見ずに、那須などの観光地ばかりに目をやるのはいかがなものか。



那須のことは、できるだけ那須に住む、働く人にアピールしてもらえばいいのです。



地元だからすべて地元を知っているとは限らないのです。


僕が「地域おこし協力隊」に期待していることは、まさにそのこと。


「地元民が気付かない資源をあぶりだす」こと。



このブログは



その「ヒント」の種をまくことがあります。



地元だからあえて取り上げないもの、



地元だから、空気のような場所。



そこに他方から訪れた方は喜ぶことがあります。



他方にはないもの。


ここにしかないもの。。。



地元でも「行ったことがない」と言う人は実は多いです。


水遊園。



水族館ですけど、それ以外にも楽しめるものがあります。



それを僕らは確かめに来ました。



「前置き長いです」



そういう温かいお言葉を頂戴しました。


また、長くなってすいません(笑)


では


水遊園の有料施設に向かいます。






ゆるやかなスロープを上がり






カラフルな花たちに出迎えられて・・・






有料施設の「フィッシュパル・おもしろ魚館」です。







通常の案内のすぐ脇に







本日無料の案内。



これには



「えっ、無料だって! ラッキー」・・・


ここにたどり着いて初めて「無料」を知る親御さんの声が聞こえてきます。



たぶん栃木県にお住まいの方ならご存知だと思うのですが


さすがに茨城県や他方から来られたご家族は知らずに偶然・・・・というのも仕方がないですよね。







コイのエサはただいま販売中止です。







それでも誤って入園券購入することを防ぐためにダメオシの案内。






エントランスの右側が水族館展示ゾーン。
















梅雨の時期をイメージしたであろうディスプレイ。



売店やカフェは入園券を使わず、無料で利用できます。







笑顔のお兄さんの右わきを通って



いよいよ有料ゾーンへ。







エスカレーターで下り



夏でも涼しいエリアに進みます。







いろいろなお魚が見られます。(主に淡水魚の展示)


まぁ、ここからは有料施設ですので


あまり写真を公開してしまうと「ネタバレ」になってしまうので・・・



テレビや新聞等で紹介された・・・


コレ






白色のナマズ・・・



逢ってきました。







ペロン!


ちょうど陰に隠れてじっとしていました。







同じ水槽では


大きなコイが「ぬおー」とばかりに同じ方向を向いて固まっています。



それを意識しているのか、いないのか。。。







ナマズ君もピクリとも動かず固まっていました。



展示ゾーンの南側は大きなガラス窓になっていて太陽光がまぶしい



・・・なので暑いです。



もちろんたくさんのお客さんで賑わっている熱気もありますが



そんな行列をよそに



僕と彼女が狙っている「被写体」がここにはあります。


有料ゾーンからでしか見られないもの。


それが・・・





スイレンです。






同様に「ハス」もありますが、まだ蕾も観られませんでした。





少し出っ張って池を眺められる特等席があります。



自販機コーナーです。







望遠なら、池の遠いほうで遊ぶ水中遊具も観られます。











おや、さっきの船も近づいてきました。



船頭さんが笑顔で手を振ってくれましたが



こっち、見えるのかな?










ちいさな小さな「かえるっ葉」







その一角で


黄色い花が咲いていました。







中はざっとこんな感じ。


とにかく人が多いです。







4月末に開花した「ナスヒオウギアヤメ」。


この日は最後の1輪のみの開花となっていました。



さてさて1階の水槽エリアを抜け


あの「人が集まる」場所へ進みます。






これがいるところ。







時間が合えば「エサやり」も観られる。






水中トンネルです。



ここにいま、多くの人が集まる理由、それは・・・



先日、5月21日にテレビ東京で放送された「出没 アド街ック天国・大田原編」での水遊園の紹介。



番組スタッフが約5時間ねばって撮影した、という人気者が


ここにはいるからです。


よく観察すると


ずっと動かず、ひたすら被写体を狙っている大人の姿が見られます。






頭上に






おや、こちらさんではなく・・・





ほら来た!


那須地域に住んでいると決して珍しい・・・というわけでもないですが



こうやって泳いでいる姿はめったに見られない。







元々はこちらが主役だったのに・・・



・・・・


ぐるっと廻りこみ


反対側からの様子。


すかさず彼女が見つけた。






・・・


足しか見えない。


しかも


泳ぐどころかピクリとも動かないカビパラくん。。。







さっき歩いてきた水中トンネルがここからも見えます。







あっ、顔。。。



両手を高く上げて


カメラを撮ると


ようやく人気者の姿が写りこみました。



そうです、カビパラです。







南国の植物ゾーンは


湿度がやや高く不快指数が上昇。



そんな一部分に「水中カメラ」が操作できるモニターが2台。







しゃがんで水中をのぞきこんだら



うち1台のカメラがこちらを向いていました。


※当然、僕の姿はモニターにはっきりだったそうです。







緩やかに坂を上り


2階の部分に到達すると






カビパラ君がいました。






ほらね。







コーヒーの樹。





白い蕾発見。



最後に売店コーナーを抜けると


有料施設から外へ出られます。







今年は300匹に増えたとされる「アユノボリ」


風に揺られて元気に泳いでいます。






その一端で


またもや彼女が何かを見つけました。





なぜか必死に踏ん張るツバメでした。


アユノボリとともに


一緒に泳いでいました。



実はこの水遊園、




屋上部分に上がれることを、僕らはこの日初めて知りました。



入場前に先に屋上を歩く人たちを見かけたからです。


「どこから上ったのだろう?」


素朴な疑問でした。



しかし



「何もないであろう」と思い込んでいたその先に








通路は続いていたのです。






有料施設の外側を周回する感じです。





四角い構造の1/2の角です。





後ろを振り返ると


ハス・スイレン・ナスヒオウギアヤメの咲く池が見えます。





シンボル的なガラスのピラミッド。






屋上は花こそ咲いてはいませんが


芝生のある立派な広場になっていました。





アートなベンチ。





アユノボリをさらに上から。。。





「働くクルマ展」が見えます。





3階部分を進み









こちらは北側。





振り返ると


さきほどのピラミッドが


今度はドーム型に。









階段のその先に





ステージのような場所が。







この先を進めば


エントランス裏側に戻ることができます。






階段を降ります。









左の先に那珂川が流れています。





降ります















なかがわ水遊園では「体験教室」が充実。


定期的にイベントを開催しています。


ぜひ「なかがわ水遊園」のページをチェックしてみてください。



あと



なかがわ水遊園には「おもしろ魚館」内にカフェがあります。



地元でも「有料だから」と思い込みで近づかない人が多いので


「穴場」スポットとなっています。


そんな「アマゾンカフェ」の限定メニューがあるそうで・・・











カレー好きとしては気になる「黒カレー」






ここでしか食べられないであろう・・・






ピラルクーランチ。






大田原に来られた折にはぜひお試しを。






風に靡く「栃木県民の日」のノボリ。


なかなか文字がこっちを向いてくれないので・・・

彼女に持ってもらいました。





アユノボリを後ろから。






6月12日限定開催・働くクルマ展。





献血カーも


ジェラート販売車も


みーんなこれのために集まってくれました。








恐ろしいほど食いつきの良いコイの群れは


病気の感染を防ぐためか、姿が見えなくなっていました。


コイのエサが販売中止になっている理由は


コイがいないから、のようです。







6月12日。


なかがわ水遊園、来園記念。


働くクルマ展で思ったより多く時間を費やしてしまったため


今年はこれまで。


園内は遊歩道もあって


僕らはまた「あるもの」を狙って訪れる予定です。


水遊園とは


また、その時まで。。。。
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