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JR八王子駅南口の花屋ル・シエル フラワーズのブログ
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次男誕生日記(長文覚悟)

2010年06月13日 17時04分16秒 | 青空

みなさんこんにちは。



キリンさんの首よりも、
いや、
拝島橋よりも、 (←超ローカル)
いやいや、
あのスカイツリーよりも、
首をなが~くして待っていた相方ともの出産ですが、
6月8日(火)
12時31分
無事に二人目の子が誕生しました。

なんと、
予定日より13日遅れての出産となりました。


身長52cm
体重3418g
の、とても元気な赤ちゃんです。





7日の日曜日まで普通に産気づくのを待ったのですが全く来ず、
月曜日の朝、
荷物をまとめて入院となりました。


8:30に入院手続きをし、
そのあとすぐに説明があり、
「月・火と促進剤を飲んで、それでも来なかったら水曜日に帝王切開です」
と告げられた。


9:30より1時間置きに6回薬を飲み、
陣痛を促進させます。

この薬、
1日6回までしか飲んではいけないそうで、
それを聞いただけでも、その危険性は十分伝わります。


本当は薬の力に頼りたくはなかったのですが、
ここまで来たら仕方が無いです。


お医者さんの指示通り、
09:30
10:30
11:30
12:30
13:30
14:30
と薬を飲み、
夕方にはお腹が痛みだしたようです。

激痛まではいかないけど、
お腹の痛みは5分おきにやってきたようで、

夜、
俺が仕事を終えて病院に行ったときには、
もうすでに少し痛そうでした。


この薬、
あくまでキッカケ作りだそうで、
月曜日の夜の時点で相方トモは、
「今夜はないかなぁ・・・」
と素人意見ながら言っていました。

それを聞いて安心した俺は、
ひとまず自宅で待機。


といっても、
いつ病院から電話がかかってきてもおかしくはない状況なので、
23時くらいまで起きていました。

まぁでも、
このまま徹夜してても仕方ないなぁと思い、
0時頃に布団に入り、寝ました。


ところが、
一度眠りに就いても、
1時間おきくらいに目が覚めてしまうんです。

その度に携帯電話の不在着信がないかどうかをチェックして、
「ない」
とわかると再び眠りに就く。

そしてまた1時間くらいで目が覚め、
携帯電話を確認する。


それの繰り返しで朝まで過ごしました。



火曜日、
朝の7時を過ぎると目は必然的に冴えてしまったので、
布団から出て、
ソファーに座りながら管直人さんのニュースやらをボーっと見ていました。


8時頃、
相方ともからメールがきて、
夜は痛みが不規則だったとのこと。

でも少しは眠れたと聞いて少し安心。

俺は、
夜中の携帯の着信が気になって気になって良く眠れなかったので、
8:00の時点でもボーっとしていました。


そんなボケボケな時間を過ごしていると、
再びともからメールが来る。(9:25)

「6cm開いているから点滴すればお産がはじまるみたい」


このメール見て ようやく動き出した俺ですが、
なにを思ったのか台所や部屋の片付けをし出してしまった。


そのときそんなことをしないで身支度をはじめていれば良かった・・
そう思うのはそれから30分後のこと。




9:55
携帯が鳴る。

「病院まで来れますか?」
「病院へ来るまで時間はかかりますか?」




こりゃ急いで行かねーと!



何で俺は今までのん気に過ごしてたんだろう・・

何でもっと早く支度しなかったんだろう・・

そんな後悔をしても仕方ないんだけど、
そう思いながら慌てて身支度をした。





それから30分もしないうちに病院へ到着し、
ナースステーションに直行した。(10:20)

白衣を着て、手の消毒をし、
いざ分娩室へ



分娩室③にトモはいた。


この時点ではまださほど苦しそうじゃなかったので、
ゆっくり落ち着いて話しは出来た。



カーテン越しの隣りの分娩室②では、
トモより少し進行が早い妊婦さん。

かなり苦しそう。



お産が2人重なってしまい、
助産師さんは、トモとお隣さんを掛け持ちでみる感じ


最初、まだ余裕そうだったともも、
表情は辛そうで、
俺の手を握る力も次第に強くなっていきました。



痛みの間隔もだんだん短くなってきて、
話す余裕もなくなってきた。



そんなトモをよそに、
隣りの分娩室②は、かなり緊迫した様子。

覗いたわけじゃあないが、
カーテン越しのその光景は鮮明に目に浮かびました。



痛みの間隔がさらに短くなり、
トモの握る手もさらに強くなる。


がしかし、
お隣では、今にも赤ちゃんが出てきそうな状態

必然的に助産師さんはじめ看護士さんたちは、
すべてお隣さんへ行ってしまう


トモは苦しそう。

とても苦しそう。




「お隣りさんはもうすぐだから、終わればすぐにトモの番だよ」
と声をかける。

その声が届いていたかどうかはわからないが、
トモはひたすら、
「痛い・・・痛い・・・」
と、か細い声で訴えかける。


どうすることも出来ない俺。






そんな時間が15分ほど続いただろうか・・

お隣の分娩室②では、
夜中から苦しみ苦しみ、苦しみ抜いたママから、 (←トモ談)
元気な女の赤ちゃんが誕生した。 (カーテン越し)

その瞬間、
助産師さん、看護士さん、旦那さんの声だけではなく、
苦しみに耐えてようやく赤ちゃんを生むことが出来たお母さんの
「生まれた、ありがとう、よかった」
と、ひたすら泣きじゃくる感動の声が聞こえてきました。

俺は、
トモの手を握りしめながら、その声を聞いてジーンと・・・


そう、もらい泣きです。

さすがに涙は流さなかったけど、
隣りから聞こえてくる感動のドラマを
まるでこの目で見ているかのように体感しました。



お隣さんのそんな感動のドラマはあったけど、
肝心の相方トモの出産は、
まさにこれから。


痛がるトモ。

その間隔はだんだんと短くなってくる。


お隣さんの出産を終えた助産師さんは、
休む間も無くトモのところへ来てくれた。

「ちょっと内診させてね~」
と調べると、
「いい感じですよ~」
の声。


痛がるトモ。

徐々にではあるが、子供は外に出てこようとしているようだ。



さらに痛がるトモ

「まだですかぁ?!」





痛がるトモ

「イダイよぉ・・・」


助産師さん:「今一番狭いところを赤ちゃんが通ろうとしているから頑張ってね」


トモ:「イ・・・タ・・・イ・・・」


このとき俺は、
左手でトモの手を握り締め、
右手は、額に汗をかいているトモをうちわで扇いでいた。

しかしそれだけ。
たったそれだけしか出来ませんでした。

もうこの時点では、
「頑張れ」
なんて声はかけれない。

すでに頑張っているのに「頑張れ」なんて失礼だよなぁと。。。



こうゆうときの男って、なんて無力なんだろう・・・

代われるモンなら代わってあげたい。

何も出来ない自分に、苛立ちすら感じた。



痛みに耐えながら頑張っているトモの声からは、
さらにその痛さが伝わってくる。


助産師さん:「少し頭が見えてきたからね」

トモ:「イタイです(泣)」



トモの痛みの間隔はこの時点で数十秒ほどに。

そのくらいからは、
テレビドラマでやっている出産シーンのような
「すってー、はいてー、すってー、はい止めてー!」
という感じに。


痛みがきているときのみ力を入れていきむ。
そして、
いきんでいるとき声を出すと力が逃げちゃう
ということなど、
知らないことばかりだった。



もう出てくるよー、もう出てくるよー
と言われ続けて数十分は経とうとしていた。

一向に出てこないわが子。

トモの痛みは最高潮に達したようで、
トモ:「まだですか~、まだですか~」
と泣きながら訴え、
さらには、
トモ:「もうダメです」
なんて声まで出てきちゃいました。

さすがにこのときは
俺:「そんなこと言わないでガンバレ!」
と言いましたけどね^_^;



そんな、
トモと助産師さんと看護師さんと俺とのやり取りは何度か続き・・・






6月8日(火)
12時31分

可愛い産声をあげて、第2児が誕生しました。






  



実は長男のときは、
立会い出産希望だったけど出来なかったんですよ。

今回がはじめての立会いとなり、
ひとことふたことでは表現することが出来ない、色々なことを感じ取りました。

ですが、
あえてひとことで表しますと、

出産・生命の誕生ってすごい

ということです。


結局のところ、うまく語れないんですけどね。はい。。。






今回、驚いたことに、
生まれてきた次男が長男とソックリなんですよ(笑)


まるで、
再現VTRを見ているかのよう。


みなさんも、そんな光景をご覧下さい。






  

これが今回生まれた次男










で、こっちが2年半前に生まれた長男


  




え?なになに
画面スクロールが面倒だから画像を並べて見せろって?



はいはい、わかりましたよ。






左:長男 右:次男




と、まぁこんな感じなんですよぉ





ブログじゃ名前公表してないけど、
これまた似ている名前を付けちゃいましたぜ(笑)






出産後なにかとバタバタ忙しく、
ようやく出産日記を書くことが出来ました。

予定日から13日遅れたので、
みなさんにはとてもご心配をおかけしましたが、
ご覧の通り、無事に生まれてきてくれました。

温かく見守って頂き本当に感謝しておりますm(__)m



今後も花屋ブログは続けていきますが、
親バカ日記の登場回数が増えてしまうかもしれませんが、
何卒、ご了承下さいませ(笑)






今は、ただただホッとしている
青空でした。










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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おめでとうございます! (チヨマルの妻)
2010-06-13 18:58:32
元気な赤ちゃんのご誕生おめでとうございます。
長い長い日々でしたね。
我が家も男の子2人ですが、同性の兄弟でよかったなーと思っています。それにしても本当によく似ていますね。
健やかに成長されることをお祈りしています。
ご両親もお体に気をつけてますますお仕事にお励みください。
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大変でしたね・・・。 (kosumosu)
2010-06-14 11:13:16
子供を産むって本当に大変ですよね・・・。
私も長男の時にやっぱりなかなか出てこなくて、助産士さんにお腹に馬乗りになられて、みぞおちの下あたりを押された事を思い出しました・・・。

青空さんも十分ご存じかと思いますが女は強しですよ!でも奥様には優しくね。態度だけじゃなくて、たまには優しい言葉も掛けてあげてくださいね。夫婦円満のカギはそこだと、私は思います。

どうぞ、ご夫婦仲良く、可愛いおこちゃま達を育てて行ってください。また、落ち着いた頃にお店に伺わせていただきます。







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Unknown (TSRS)
2010-06-15 11:31:37
お疲れ様でした。
次男には、早めにあいたいなぁw
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おめでとうございます! (いのっち)
2010-06-16 14:50:32
今朝もどうもです。

自分以外に親馬鹿花屋ブログが増えると思うとうれしい限りです。

ひとまずは本当におめでとうございます!
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チヨマルの妻さま→ (青空)
2010-06-16 17:31:16
ありがとうございます!

まぁ実際は、
女の子も育ててみたいという気持ちもありましたが、
大きくなって頼もしくなる兄弟を想像すると今から楽しみです。

それより、
この先、家族全員を食べさせてあげられるかが不安です(笑)

コメントありがとうございましたm(__)m
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kosumosuさま→ (青空)
2010-06-16 17:53:22
お腹に馬乗りですか!?
そりゃしんどかったことでしょう。。。
お産って人それぞれですが、
まわりの話を聞く限り、やはり大変なことですよね。
トモに感謝です!

 >夫婦円満のカギはそこだと・・・

やけに力がこもっていると感じるのは俺だけでしょうか?(笑)
優しい言葉、優しい言葉ですね!
了解しました(^_^)/

またお会い出来る日を楽しみにしてま~す☆
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TSRSさま→ (青空)
2010-06-16 17:54:18
7~8月、わりと落ち着いてます。(たぶん)
いつでもどうぞ~
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いのっち様→ (青空)
2010-06-16 18:03:57
いやぁ~
いのっちさんには負けますよぉ~(~_~)
親も子も(笑)

俺、思うんですけど、
表に出す出さないは別として、
親って、
基本“親バカ”
じゃないとダメなんじゃないでしょうか。
子供はやっぱ、
愛情をたっぷりそそいで育てないとイカンですよ!

これからも親バカブログ、書き続けましょうね~
いのっちさんには負けますが、(←しつこい(笑))
あっ、
俺の場合「バカ親日記」かも(爆)

コメントありがとうございました(^_^)/
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おめでとうっす! (おりはら)
2010-06-18 01:07:00
こんばんは。ご無沙汰です。
ってか、お~!おめでとうございます☆
マツモ&ようこちんのjrも産まれて、めでたい続きで嬉しいです(^_^vおめでとう!
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おりはら様→ (青空)
2010-06-18 16:13:26
どうもッス!
八王子のイベントでは大変お世話になりましたm(__)m

そうなんですよ~
予定日は1ヶ月違ってたんですが、
うちは遅れて、ようこちゃんは早まって、
結局5日違いという、なんとも言えないニアピン出産となりました(笑)
まっちゃんとは、
親子で同級生。これまた笑えます。

そして、
これまたタイミングが良いと言うか何と言うか、
ちょうど今日、おりさんとこのヒマワリを仕入れてきたんっすよ☆
思う存分使わせて頂きますね!

コメントありがとうございました☆
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