みなさんこんにちは。
昨日の記事の続きなのですが、
葦の芽幼稚園さんをあとにした私たちは、
沿岸近くに位置する、被災された葦の芽星谷幼稚園さんへ向いました。
途中、
家電店舗やスーパーの被害を目の当たりにし、
さらに沿岸へ近付くと、
原形をとどめていない車が置かれていたり、
何が起こったのかわからないような建物があったり、
まさにテレビで見ていた光景そのもの。
震災からすでに4ヶ月近くが経過しているのに、
津波の爪あとは、まだ生々しく残っていた。
そして、葦の芽星谷幼稚園へ着き、
車を降りた4人は、
その光景を見ているうちに、言葉がなくなっていきました。
震災直後の園庭にあったものすごい数のがれきは片付けられていましたが、
それでも、
津波の恐ろしさを感じた。
一面芝生だった園庭
向こう側には海が見えた
流されてきた自動車のバンパー
園の中
がれきと化した子供のオモチャ
止まった時計
へし折れたブランコ
横倒しのジャングルジム
海まで数百メートル(右奥)
未だ残る大量のがれき
写真を撮ること、
こうやってブログ等に載せること、
すべてのことに疑問を持ちました。
しかし、
被災地に立った者として“伝えること”も必要かと思い、
載せることにした。
とは言っても、
被災状況等を軽々しく語ることにはやはり抵抗もありますので、
言葉少ないこと、ご了承頂ければと思いますm(__)m
最後になりますが、
今回、私が被災地へ立って強く感じたことをひとことで表すと、
“差”
という言葉。
色々な意味で、
差は何なのか?と考えさせられます。
伝えるべきなのに、未熟さゆえに伝えることが出来ない。
申し訳ない気持ちでいっぱいですが、
このへんで終わりにしたいと思いますm(__)m
~2011.7.5被災地に立って~
青空
ある意味言葉はいらないと思います。写真から十分伝わってくるから。でもきっと現地で見るとまた写真以上なんでしょうね。
本当に大切なこと、大事なことはあえて書かないのもいいと思います。大切であればこそ、大事であればこそ、ネットという文字の世界でなく、直接クチから発する現実世界で、パソコンの画面を通してでなく、相手の目を見て話すことも必要だと思います。
園児たちの一生懸命“今”を生きようとしている姿を見ることが出来ました。
今回はみなさまに様々なお言葉を頂くことが出来たので、
ブログに載せたことは後悔していません。
近所の元三中生さまには、お会い出来たとき、
お時間ありましたらお話をさせて頂きたいと思いますm(__)m