みなさんこんばんは。
昨日は予定通り、
世田谷市場で仕入れをしている花屋有志４人で、
宮城県気仙沼へ行ってきました。
震災後、「自分たちに出来ることはないか？」と、
横浜の花屋 Ｏさんが色々考えた。
・秋に咲くコスモスの種を被災された幼稚園に届けよう
・そこに、横浜の幼稚園児からのメッセージを付けよう
・プランターに花苗を植えてこよう
その主旨・気持ちを、
いつも市場で立ち話をしている花屋たちが共感し、
今回の気仙沼行きが決まりました。
向った先は、宮城県気仙沼にある葦の芽幼稚園さん
ここの幼稚園は、同じ市内に姉妹園として２つあり、
海岸に近い葦の芽星谷幼稚園のほうが津波の被害に遭われてしまいました。
今は、
被災していない葦の芽幼稚園のほうにどちらの園児も登園してきていました。
まずは、
園児たち・職員の方々と一緒に、
持参したプランターへ花苗を植えました。
コスモスの種は横浜の幼稚園児からのメッセージが書かれています。
メッセージは３００袋以上
遊具や日常生活に使えるモノ、
模造紙に書いたメッセージ等も一緒にお届けしました。
遠く離れた場所でモヤモヤしていましたが、
直接現場へ行って、子供たちの笑顔を見ることができたこと、
本当に良かったと思っています。
僕らのしてきたことなんてほんのちっぽけなことだと思う。
これで世の中が良くなるわけでもない。
さらには、
一緒に行った秦野のKさんの言葉を借りるけど、
おそらく昨日の僕らの行為はただの小さな「点」でしかないし、
そこには自己満足感もきっとあったに違いない。
好奇心だって否定できないだろう。
しかしそれでも、
「線」になって「面」になるために「点」はなければいけないと信じています。
俺もそう信じています。
植え付けが終わって片付けをしていると、
３～４人のグループの子が手をつないで俺らに駆け寄ってきて、
「せーの、オ・ハ・ナ、あ・り・が・と・う」
なぁんて言ってくれてさぁ(ToT)
それがひと組の子たちだけじゃないんだもん。
こんなものまで首にかけてくれて・・・
感無量。
子供たちには、逆にこっちが元気付けられちゃいました。
葦の芽幼稚園・葦の芽星谷幼稚園の方々、
昨日は大変お世話になりました。
植えていただくコスモス、
植えた花苗たち、
咲き誇るお花たちの姿を楽しみにしております。
このあと、
被災した葦の芽星谷幼稚園さんのほうへ言ったのですが、
なんとも言葉に出来ないので、
写真を載せるかどうかは悩んでいます・・・・・・・
2011.7.6 青空
